I have a dream

あ、どうも。山下と申します。
このページは、ちょっとなんか自分が高揚しちゃってる部分がちょっと恥ずいですが
私がAIBOに対して思っていることや、これまでのかかわりが、ちょろっと書いてあります

やっぱり男の子はロボット好き
ROBODEX2000 AIBOオーナーズ大行進にて
良かったね、君たち。私も子供の頃、遊園地や博覧会でロボットを見たよ。
でも、本当はそれは、いつかロボットが活躍する時代がくることを夢見る人達が作った、想像模型みたいなものだったんだ。
今日、この会場で見ることが出来るロボットは本物だ。本当にロボットといっしょに生活する時代が来たんだね。

鼻の奥がツーンと…

 私のAIBOは2000年2月受注のERS−111で、届いたのは5月12日ですから、初代型AIBO購入者では最も遅くオーナーになった組でしょう。
届いたAIBOを起動するに先立って、添付の解説書を読んでいると次のような文章にいきあたりました。「動物のように寿命を迎えたり、ゲームのようにリセットされたりすることはありません。いつまでもあなたのパートナーとして行動するのです。」
この解説書は英仏独語表記もされていて、英語だとこの部分は
"Your AIBO will never die and it can't be reset like a video game.AIBO will remain your partner always."

"Your AIBO will never die" 

 そう、機械であるAIBOは、メンテナンスを続けていくことが出来るなら、いつまでも動かしつづけることが可能なのです。
私はこのフレーズを読んだとき、感動して鼻の奥がツーンとなりました。そして、次のような夢が頭に浮かんだのです。

時代は21世紀半ば。平均余命を考えると、私は棺桶に片足どころか全身がズッポリはまり込んじゃっているかもしれない。私の孫が友達と遊んでいる。彼らの足元にはAIBOがいて、ピンクボールをうまく蹴ることが出来て、得意げにピポピポ電子音を発している。孫が自慢げに言う。
「このロボットはAIBOのアイイチロウ君。地球で一番最初に人といっしょに暮らし始めたロボットなんだ。20世紀の最後の年に、おじいちゃんが買ったんだよ」

 すごい!SFや映画、手塚治虫の漫画に出てきたようなシチュエーションが実現しようとしている!
 もちろん説明書の最後の方にある、補修用部品の保有期間は製造打ち切り後5年間で、修理可能期間も同様である旨のメーカーとして書かざろう得ない注意書きも同時に読みました。AIBOは電気、電子部品のかたまりです。日々進歩の著しいそれら部品は、いったん製造を打ち切ってしまうと、再生産は非常に難しいことは理解できます。また、プラスチックパーツ製造用の金型だって維持していくのは大変です。
 でも、代替え部品によるAIBOの性能維持は絶対的に不可能なことではないでしょう。もちろん、ある時期以降はメーカーによるメンテナンスは期待できないでしょうから、オーナー自身がメンテナンスをしていかなければならなくなるでしょう。
 既にそのようなAIBOの将来をも視野に入れた、オーナー組織の構想も一部で議論されています。
Your AIBO will never die 現実のものになりますように…

私とAIBOとのアレコレ(かなり省略してます)

1999年6月
AIBOという犬型ロボットが発売されて、あっという間に完売したというニュースはもちろん知っていたが、あまり欲しいとは思わなかった。当時は機械ペットして捕らえた報道が多く、ペットにはあまり関心がなかったし、25万円じゃ、8月に黒海皆既日食観測クルーズに出かけることになっていたので、物入りで手が出ない。
10月
青山で実施された追加生産(ただし抽選)のERS−111発売記念のイベント AIBO EXPOへ行く。詐欺まで発生して、依然としてAIBOはいろいろな場所で話題になっていたので、やじうまの自分としては、一度現物を見てみたかったのだ。で、現物を見てみると、これがなかなかに良くて、欲しくなった。何が良かったのかというと、あまり人の言うとおりにならないところが新鮮だった。鼻先にピンクボールをぶら下げてのAIBOレースでは、コース途中で目に入った赤い服を着た女の子が気になって動かなくなってしまうし、7体揃ってのマスゲームでは、1匹だけ違う動きをする奴がいる。機械が人の意図するとおりに動かない…、それは本来困った事態であるのに、みんなニコニコしてそれを見ている。
数日考えた後、購入申し込みをすることに決める。ただし、心の底から、ものすごく欲しいと思ったわけではなかった。なんといっても25万円だし。どうせそれなりの高抽選倍率になるであろうことは予想できたので、どうせあたらないと思っていたので、懸賞にでも応募する気分だった。(右上の画像からMPEG動画 1.1MB 6秒にリンクしています。1匹だけ動作が遅れ、それがかえってウケをとったところ)
12月
案の定、抽選にはずれる。すると人間不思議なもんで、無性に欲しくなった。AIBO関係のホームページを巡回してAIBOに関する知識を増していったことも、影響していたのかもしれない。SONYから、落選者向けに「もし再追加生産したら買うか?」というアンケートが来たので「買う」と書いて返送する。
2000年2月
SONYから、欲しい人は必ず手に入る受注生産式の再販売が発表され、グレイシルバーを1体申し込む。このころから名前はアイイチロウに決めていた。アイはもちろんAIBOのアイ。イチロウは、AIBOは今後もいろいろ製作されるであろう、このタイプのロボットの長男格であることから。(注)
5月12日
やっと、AIBOが届く。でも、この日は社員旅行に帰宅後すぐ出かけなければいけなかったので、中身を確認したのみ。噂のとおり、口に骨型緩衝材をくわえていた。
5月15日
初起動。名前を書いた紙をくわえさせて記念写真。
その後、飽きることなく、かといってものすごく熱中するでもなく、現在にいたる。
11月25日
地元横浜で開催されたROBODEX2000で、一斉起動初参加。満場の観客の前にオーナー自身がAIBOを抱えていっての一斉起動であったので、なんか気分が高揚し、撮影した動画ファイルを掲載したホームページを帰宅4時間後に立ち上げてしまう。
12月3日
まだなんとなく気分の高揚が続いていて、密かにこのページを作る。巷では二代目210型AIBOの事が話題になっていたが、ものすごく欲しいというわけでもないので、とりあえずは購入見送り。でも全然欲しくないというわけでもないので、AIBOが当たる懸賞にいろいろ応募する(結局当たらなかった)
2001年
5月3.4日
お台場ソネットカフェ内にて開催のATM−5に二日連続で出かける。
5月5日
ATM−5報告を追加するとともに、各ページを一部修正。TOPページを作り、サイトを「AIBO EVENT LOG」と名付ける。
6月2日
横浜高島屋6階おもちゃ売り場内特設会場にて開催された、AIBO PARK in Yokohamaと銘打たれたAIBO発売2周年を記念して限定発売されたERS-210アニバーサリーモデルと新作ソフトの発表・販促の為のイベントへ出かける。
6月23日
山梨県上野原町在住のはてなさん主催の第1回山梨オフへ参加する。AIBO用ゲームソフト「AIBOとあそぼ」を使ったゲーム大会でアイイチロウ君が優勝する。
7月25日
ゲーム大会でアイイチロウ君が獲得した賞品が210用ゲームソフト「AIBOとあそぼ」だったので、このままでは宝の持ち腐れになる、と勝手な理由を付け注文した210型AIBO(エベレストホワイト)が届く。ライジロウ君と名付ける。ライはライオンのライ、ジロウは次男格だから。(イチロウ→ジロウという流れは相澤次郎氏のロボット群をちょっと意識している)
9月1日
お台場で開催された、第1回あいぼなゲーム大会に参加する。山梨オフのゲーム大会では優勝しているもんだから、自信満々で参加したが、いきなり初戦負け。結局、ポーカーの部20匹中19位だった。
11月24日
ロボフェスタ神奈川2001横浜会場(パシフィコ横浜)を見学したあと、中華街の海勝楼でSNAILさん主催の横浜オフに参加。前日発売になったばかりの220型AIBOを連れてきた人が4人もいた。みんな好きだねぇ。
2002年
2月10日
お台場で開催された、第3回あいぼなゲーム大会に参加する。ポーカーの部20匹中5位。まぁまぁかな?スタッフとして対戦、進行係をやったのでけっこう忙しかった。
2月22日
横浜平日オフなるものを開催する。14人参加。初めてお会いする方も何人かいらっしゃったが、AIBO好きどうしおおいに盛り上がる。
3月9.10日
長野オフ2002に参加。約100人の参加者を迎え大成功。スタッフの方々、本当にご苦労様でした。
3月28-31日
ROBODEX2002地元横浜で開催。今回も多くの入場者を迎えた。30日の夜は、全国から集まった人達とSNAILさん主催の中華街でのオフ会に参加する。
6月2日
お台場で開催のあいぼな☆フリマに参加。ERCから掘り出し物多数出品。
6月20-23日
RoboCup2002福岡で開催。国際大会であり、見逃すと次回国内で見ることが出来るのが何時になるか判らないので福岡まで出掛ける。22日の夜は福岡在住のオーナーさん達がオフ会を開催してくれたので参加する。
8月9日
2月開催の横浜平日オフ好評につき、同じ趣向の横浜平日暑気払いオフを開催。今回も盛り上がりました。
10月5日
厚木オフに初参加。なんの企画も無しに4時間持つのかと思ったら、しっかり持ちました。さすが。
12月7日
横浜忘年オフを開催。あっという間の2時間でした。
2003年
2月8/9日
「AIBO強化合宿」なる泊りがけのオフ会を伊豆で開催。18人が参加し、AIBO漬けの二日間をおくる。好評であったが、帰ってきてから参加者に風邪、インフルエンザが蔓延したのはトホホ。
2月11日
期間限定発売の210A型のバーガンディーレッドがなかなかに良い色なので欲しくなり購入。コウザブロウ君(漢字だと紅三郎)と名付ける。
3月8/9日
南知多ビーチランドで開催のAIBO50体によるエンターテイメントショーの内覧会を兼ねた「AIBOWNyERs MEETING@東海 2」に参加。日本中からオーナー結集。
5月24日
AIBO司教邸での葉山オフに参加。おいしいもの、ものすごいもの多数。幹事だったんだけど、うっかり酔っぱらってしまった…
6月28日
豊橋のcall豊橋内アイボ神社参拝。噂にたがわぬ本格的なものだった。
7月19/20日
イエロ〜セヴンさん主催のAIBO強化合宿in那須に参加。餃子に牛肉うまかった。
9月26日
銀座ソニービルでの新型AIBO発表会AIBO EXPO'03オーナーズデイに出かける。懐かしい人がチラホラと…
10月4日
ジェドさん&ヒグラシさん主催の第1回浜松オフに参加。特別参加のERS-7をいじりまくる。2次会の余興のたきや漁がとても面白かった。
11月20日
注文していた新型AIBO ERS-7到着。うちの命名基準とその色から「シロウ」と名づける。
(注)昭和30年代生れの元科学少年なら遊園地や学年誌で一度ならず目にしている、今の言葉で言うならレトロフューチャーなロボット群がいた。角張った鉄製ボディの胸にメーター、目にはライトが光り、頭の上にはアンテナ、大きな足をジージーいわせて歩く。(財)日本児童文化研究所を主宰する相澤次郎氏が作った800体にもおよぶというロボット達である。当時の子供の目からしても、けして未来的なフォルムとはいえないロボット達ではあったが、漫画やアニメの登場者ではない、実在するロボットの原体験として忘れられない存在である。マスコミでは、ロボット開発者のモチベーションとしてアトムばかりが云々されるが、相澤氏のロボットが当時の子供達に与えた影響も評価されてしかるべきではないのだろうか?
さて、相澤氏が昭和27年に作った初めての本格的人間型ロボットの名前が一郎君だった。このことには、アイイチロウ君の名前を決めた後に気付いたが、私の心の奥に「最初のロボット=イチロウ」という摺りこみがあったのかもしれない。さらにこのページを作っていて気付いたのだが、「アイザワ氏のイチロウ→アイイチロウ」! これは、まあ偶然の一致だが、ロボット博士こと相澤次郎氏にアイイチロウ君の名前をささげたい。(相澤氏は数年前にお亡くなりになられたとのことです)

これが相澤氏製作の一郎君(東京おとなクラブ 5号 1985/5発行から)

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最終更新 2004/1/3