清和源氏系図(甲斐武田氏、常陸佐竹氏)


武田氏姓の起こり

 武田氏の先祖は、清和天皇の末裔、源頼義の三男、新羅三郎義光 (八幡太郎義家の弟)です。 新羅三郎義光は、その嫡子義業(よしなり)を常陸國久慈郡佐竹郷に、 第三子義清(よしきよ)を常陸國那珂郡武田郷に配し、郷主としました。
 義清は、郷名をとって武田義清と名乗りました。これが武田氏姓の起こりです。 大治五年(1130)、武田義清は故あって、その子清光とともに甲斐國に新天地を求め、 甲斐武田氏の祖となったのです。
 また、佐竹郷に土着した義業は、常陸國の佐竹氏(のちに秋田佐竹藩主)の祖 となりました。


系図(等幅フォントでご覧ください)

清和天皇─貞純親王─源経基―満仲―頼信―頼義―┐
                       │
  ┌────────────────────┘
  └┬義家(八幡太郎)┬義親─為義─義朝─頼朝
   │        └義国─(新田・足利氏の祖)
   ├義綱(賀茂二郎)
   │
   └義光(新羅三郎)┬義業(佐竹氏)
            ├第二子(早逝)
            ├義清(武田氏)清光─┐(常陸國から
            └盛義(平賀氏)    │ 甲斐國へ)
                        │
     ┌──────────────────┘
     └┬光長(逸見氏)
      ├信義─・・・・・・─信虎─晴信(武田信玄)─勝頼─信勝
      ├遠光(加賀美氏)─(秋山氏・小笠原氏の祖)
      ├義定(安田氏)
      ├清隆(平井氏)
      ├義長(河内氏)
      ├玄尊(曽根氏)
      ├義行(奈胡氏)
      ├義成(浅利氏)
      └信清(八代氏)


戦国の武将甲斐武田氏祖先発祥の地を偲ぶ会事務局
茨城県ひたちなか市武田874-1 (有)大谷酒店内
TEL:029-272-2832
FAX:029-272-2137

戻る

joker@cool.email.ne.jp
Created 1998-2003 by T.OTANI