平安末期〜鎌倉期の武家の住居を再現した館。館には主屋と納屋、厩を配し、
館の正面には門、板塀、堀があり、主屋の造りは主殿と玄関をつなぐ
中門の張り出しが特徴の主殿づくりと呼ばれる建築様式。
館内には、清和源氏の系譜、新羅三郎義光ゆかりの楯無鎧(レプリカ)をはじめ、
武田地区の歴史資料などを展示。
もしご来館の際、ご不明な点等があれば、お気軽に事務局へお立ち寄りください。
開館時間:9時〜17時(入館は16時30分まで)。休館日:月曜(祝休日の場合は翌日)
および年末年始(12月28日〜1月4日)。入館料:無料。
茨城県ひたちなか市武田566-2/電話:029-276-2525
湫尾神社は、武田館の一の郭の北西、水戸市街を望む断崖上に祭られている。
茨城県神社誌には「祭神 素盞鳴尊(すさのうのみこと)。由緒不詳。慶安元年九月
再興の棟札を蔵す。武田郷の鎮守
武田大明神と称し、元禄年中水戸藩主徳川光圀
神鏡を納む。」とある。武田氏館すぐ隣。
毎年8月に開催される夏祭り。近年は例年ひたちなか祭りにおいて、
常陸國武田軍団出陣祭りが開催されています。なお、武者行列の参加者は
毎回市民から募集しておりますので、見るだけではなく
是非とも鎧甲に身を包んでみてはいかがでしょう。
酒客であった武田義清・清光父子は、甲斐へと旅立つ出陣の宴を
武田館の一角にある湫尾の杜の不動滝の名水と那珂の流れで培われたひかり米とで
醸し造らせた白酒で祝ったという。
その白酒の風味をいまに伝える純米酒。
醸造元:吉久保酒造(茨城県水戸市)
720ml詰1,500円
常陸國を代表する地酒の甲斐武田氏発祥の地にちなんだオリジナルラベル。
醸造元:吉久保酒造(茨城県水戸市)
1,800ml詰1,650円(金撰)、1,845円(上撰)
武勇と知略の将、武田義清にちなんだ兜をかぶった武者人形。胴体部は木製の円形で
できており、甲斐武田家の家宝
「御旗」(わが国最古の日の丸旗といわれる)の丸印をかたどったもの。
円形の表面には、市域のイメージ図柄に中央に「偲」、両脇には「常陸國」「武田郷」の
筆文字を配しており、いずれも茨城県を代表する書道家、関南沖氏の筆。
義清人形は、すべて湫尾神社において勝運・健康・繁栄の御祈祷を受けた
お守りとなっており、1体1,000円