甲斐武田家の家宝


新羅三郎義光は、父頼義が後冷泉天皇から下賜された「日の丸御旗」と「楯無鎧」を 嫡男義業ではなく、三男の義清に譲りました。

これが、義清・清光父子とともに常陸國から甲斐國に伝えられ、 甲斐武田家の家宝となったのです。

以来、御旗・楯無鎧は、武田家の惣領のしるしとして、信玄・勝頼に至るまで 代々引き継がれていきました。


御旗
みはた

 

わが国最古の日の丸旗といわれる。

山梨県塩山市 雲峰寺 蔵


楯無鎧
たてなしのよろい

 

その名は、「この鎧に勝る楯無し」と謳われた名鎧であったことに由来するという。

小桜韋威鎧兜大袖付(こざくらがわおどしよろいかぶとおおそでつき)とも呼ばれる。

国宝。

山梨県塩山市 菅田天神社 蔵


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