Flex

字句スキャナ生成プログラム

Flex 2.3.7、1.03版

1993年2月

G. T. Nicol 著


(1)

このマニュアルの日本語訳のディストリビューションには、 マニュアルの中で使われているサンプル・プログラムは含まれていません。 また、 Flex 2.5のディストリビューションに含まれているサンプル・プログラムは、 このマニュアルで使われているものとは異なるものです。

(2)

訳注:Flex 2.5では、 `-l'オプションを指定して生成されたスキャナは、 Lexの場合と同じように、 定義を展開する時に丸括弧( )で囲みません。

(3)

訳注:Flex 2.5では、 `-l'オプションを指定して生成されたスキャナは、 Lexの場合と同じように、 定義を展開する時に丸括弧( )で囲みません。

(4)

訳注:Flex 2.5では、 `-l'オプションを指定して生成されたスキャナは、 Lexの場合と同じように、 定義を展開する時に丸括弧( )で囲みません。

(5)

訳注:Flex 2.5は、 スタート状態スタックをサポートしています。 次節(スタート状態に関する注(Flex 2.5の補足情報))を参照してください。

(6)

Flex 2.5.4に付属のドキュメント`flex.texi'には、 関数input()についても同様のことが記載されていますが、 実際に`%option noinput'を指定してみると、 生成されるスキャナの中に、 関数input()が組み込まれます。

(7)

訳注:この章の最後で、 C++の使い方についても説明します。

(8)

訳注:Flex 2.5では、 `%pointer'`%array'により、 yytextの型を選択できるようになりました。 `%pointer'を指定した場合はchar *yytext`%array'を指定した場合はchar yytext[YYLMAX]となります。 デフォルトは`%pointer'です。 `%array'を指定した場合の配列のサイズは、 YYLMAXを再定義することによって変更可能です。

(9)

訳注:Flex 2.5では、 `%option noyywrap'が指定されない限り、 yywrap()は関数です。 再定義をするのに、 #undefで定義解除する必要はありません。

(10)

訳注:Flex 2.5では、 `%array'が指定された場合は、 unput()yytextの内容を破壊しません。

(11)

訳注:Flex 2.5では、 yyinを変更した後にYY_NEW_FILEを実行する必要はなくなりました。

(12)

Flexの仕様では、 Flexの起動時に`-d'オプションを指定するか、 スキャナ定義ファイルの中に`%option debug'を指定すると、 スキャナ実行時にデバッグ情報が出力されることになっていますが、 Flex 2.5.4でC++スキャナを生成した場合は、 いずれの方法でもデバッグ情報は出力されません。 デバッグ情報を出力するためには、 C++プログラムから明示的にこのset_debug()メンバ関数を (引数にゼロ以外の値を指定して) 呼び出す必要があります。

(13)

訳注:Flex 2.5では、 ここに列挙されているもの以外に、 `-Ca'オプションをサポートしています。 これについては、 コマンドライン・オプション(Flex 2.5の補足情報)を参照してください。

(14)

訳注:some textの部分に、インデントされたテキストが記されます。

(15)

訳注:Flex 2.5では、 `-l'オプションを指定して生成されたスキャナは、 Lexの場合と同じように、 定義を展開する時に丸括弧( )で囲みません。

(16)

訳注:Rational Fortran

(17)

訳注:Flex 2.5では、 Flex起動時に`-l'オプションを指定するか、 スキャナ定義ファイルの中に`%option yylineno'を指定することによって、 変数yylinenoを利用することができます。

(18)

訳注:Flex 2.5では、 `%option noyywrap'が指定されない限り、 yywrap()は関数です。

(19)

訳注:Flex 2.5では、 `%array'を指定すれば、 unput()yytextの内容を破壊しません。

(20)

訳注:Flex 2.5では、 `%pointer'`%array'により、 yytextの型を選択できるようになりました。 デフォルトは`%pointer'です。

(21)

訳注:Flex 2.5は、 `%pointer'`%array'をサポートしています。

(22)

訳注:Flex 2.5では、 Flex起動時に`-Pprefix'オプションを指定するか、 スキャナ定義ファイルの中に`%option prefix="prefix"'を指定することによって、 接頭辞`yy'を別の文字列に変更することができます。

(23)

訳注:Flex 2.5では、 `-Pprefix'オプションや`%option prefix="prefix"'を指定することにより、 関数名を変更することができます。

(24)

訳注:Flex 2.5では、 この警告メッセージは出力されません。

(25)

訳注:Flex 2.5では、 yyinを変更した後にYY_NEW_FILEを実行する必要はなくなりました。


This document was generated on April, 29 1999 using texi2html 1.57.