ホクセツラガー ゴールド
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商品名:ホクセツラガー ゴールド
原産国:日本
容量 :500ml
原材料:麦芽、ホップ、おけさ柿
アルコール分:約6%
製造者:(株)北雪酒造
(新潟県)
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ビールと果実について考える。
オレンジとビール。これはわかる。柑橘系はもともと水分が多く、
酸味が強くさわやかでビールともよく合うと思う。
レモンやグレープフルーツなども同様だ。
ブドウとビール。柑橘系と比べると確かに果汁は少なく、やや
癖もあるが、ワインやブドウジュースのようにもともと飲用として
長い間親しまれている果実であり、特に大きな疑問はない。
同様に果汁を飲用として飲めるものについてはまぁわかる。
イチゴ、桃などもまぁそれなりに合わないこともない。
バナナとビール。バナナに果汁というほど汁があるかは疑問だが
それでも一応バナナリキュールなんぞもあるし、ビールに合うか
どうかはともかく、全く理解できないものというわけではない。
ではこれはどうか。
おけさ柿である。 理解できねぇ。
柿はさわやかか? 否。酸味が少なくベタッとした甘さは炭酸に向いているとはとても思えん。
柿はさっぱりしてるか? 否。柿といえばさっぱりとは程遠い舌を捕らえて離さないあの渋みだ。
柿は飲用に向いているか? 否。果汁というほど汁があるとは思えねぇ。
だいたい柿ジュースがうまくいった試しがない。
岐阜の養老には有名な「柿ドリンク」があるが、これを
「うまい」と絶賛する人にお目にかかったことがない。
むしろ物珍しさに買ってみた挙句1,2口で撃沈されるのが
通常のパターンである。
そんな柿をビールに混ぜる必要性がどこにあるのだろうか?
いや、ひょっとしたらそれは単なる先入観で、実はミスマッチが
絶妙に合う苺大福のように画期的なビールかもしれない。
こうなっては実際に飲んで確かめてみるしかない。
栓を開け、恐る恐る口にしたが...
ん? 全然柿の味しないじゃ..うわっ柿だ!
飲み口は普通のビール、飲みこんだ直後にじわじわと浮かび上がる
癖のある甘味と舌に残る渋み。よくよく注意しながら飲んでみると
やや果実臭がし、飲んでる最中もやや渋いが、風呂上りにガーッと
飲んでしまったら気づかない程度の柿臭さだ。柿の存在がにわかに
主張し始めるのはやはり飲んだ後だ。
飲み口アップルソーダ、後味烏龍茶という往年の珍ジュース
「アップルウーロンソーダ」のように遅効性のある、3次元的な味。
伝統芸能を全面に押し出したラベルからは想像も出来ないような
まさに未来感覚のビールである。これはまさに画期的だ。
画期的だがうまくねぇ。
ビール飲んだ後味に柿の渋みが残って嬉しがる輩がどこにいる。
柿を混ぜる意味が全くないばかりか1+1=−1になってしまった
「好物のパフェとカレーを混ぜてみました」的大失敗。
混ぜるものはもっとよく考えてほしいものです。
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