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田舎町でどうしようもない家庭に生まれ育ったドナ・ジェンセンは、なんとかして町を出たいと考えていた。
そんなドナが、ＴＶに登場し本も出しているサリー・ウェストンに刺激され、国際線スチュワーデスを目指すというストーリィ。
宣伝文句には「ハリウッド版スチュワーデス物語」とあります。
この作品を観たのは、グウィネス・パルトロウが主演という単純な理由によるもの。それでも流石に、パルトロウが新人スチュワーデスというのはいくらなんでもトウが立ちすぎているのではと思わざるを得ません。
案の定、冒頭の高校生、スーパー店員、新人スチュワーデスという辺りは、とてもじゃないですが無理、無理という印象。
それでも最後に、努力の甲斐あって国際線スチュワーデス用の制服に身を固め、颯爽と勤務する辺りになると似合ってくる。やはり、高級な女性という役どころが似合う女優さんですね、グウィネス・パルトロウは。
ストーリィはあまり大したものではありません。グウィネス・パルトロウがコメディに出たというところに意義があるのでしょう。
スチュワーデスになるといっても、当初は地方航空会社の田舎路線に応募。古ぼけたプロペラ機に、制服は下品なお色気狙いのハデハデなミニスカートというもの。そこをステップに、さらに一流のロイヤルティ航空に応募して訓練生に。そして・・・。
ただ、コメディという面では、「オースティン・パワーズ」のマイク・マイヤーズが一流航空会社の訓練教官に扮して一人で大騒ぎしているという感じ。
まあ、グウィネス・パルトロウがコメディをやったという、それだけに留まる映画かなと感じた次第。
2005.01.30
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