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        キプリングの古典を原作にした実写映画。 
        子供の頃に「ジャングル・ブック」は読んだ覚えがありますし、狼や虎が出てくるのは覚えがあるのですが、結局どういう結末になるストーリィだったのかまではよく覚えていません。本当に小さい頃に読んだ作品だったからでしょう。 
        その実写版映画となれば、当然ながら興味が湧きます。 
        人間の小さな子供モーグリと、大自然を舞台にした様々な動物たちとが交錯するストーリィ。 
        見事だなぁと思っていたら、動物たち、自然ともCGIなのだそうです。でもこれが凄い! ここまで来ると現実とまるで変わりないように感じられます。 
        それ故にモーグリがオオカミや黒ヒョウ、熊たちと交流する様子もまったく自然で、違和感がありません。 
        ストーリィも楽しめますが、映像技術も観応えたっぷり。お薦めです。 
        ※なお、ストーリィは次のようなもの。 
        父親を虎に殺されジャングルにたった一人残された人間の赤ん坊モーグリは、黒ヒョウのバギーラに助けられ、母オオカミのラクシャに託されます。 
        ラクシャの子供たちと兄弟として一緒に育ったモーグリでしたが、人間に対する復讐心を滾らせる虎シア・カーンから命を狙われることになります。 
        ここにいては命が危ない、モーグリが助かる道は人間の村に戻ることと決断したバギーラに伴われモーグリはジャングルを出る旅に出るのですが、シア・カーンの怨念は執拗。 
        様々な経験と危機を乗り越え、そして新たな友達を得たモーグリはシア・カーンと対決するため自らの意思でジャングルに戻ろうとします。そしてついに対決の時が・・・・。 
         
        2016.08.13 
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