“愛しのローズマリー” ★★
Shallow Hall
(2002年アメリカ映画)

監督:ボビー&ピーター・ファレリー
脚本:ショーン・モイナハン
主演:グウィネス・パルトロウ、ジャック・ブラック

 

ラブ・コメディ。
恋におちたシェイクスピア”でグウィネス・パルトロウのファンとなり、是非他の作品も見てみたいと思っていたのですが、なかなか機会がなかった、というのがこの作品を見た動機。

主人公・ハルは、父親の妄想気味の遺言から、見栄えの良い女性ばかりを狙っていつも振られることの繰り返し、という青年。
ところが、偶然に有名な精神科医と故障してエレベーターの中に閉じ込められ、その間に見かけばかり見ていちゃダメだというアドヴァイスを彼から受けます。
その後、街中でハルの見つけた美女がローズマリー。ハルは積極的にアプローチし、デート、恋人関係と、順調に2人の関係は発展します。ところが、ハルにはスタイル・性格ともとびきりの美女と見えるローズマリーが、どうも他人の目にはとんでもない太っちょ、と見えるらしい。
さて真実は? ハルとローズマリーのラブ・ストーリィはどうなるのか?、というストーリィ。

人は見かけだけじゃない、というのは本当のことですけれど、今まで美女だと思っていたのが実は違っていた、というのは大きなショックであることに違いありません。それだけに、ハルの苦悶する心境はよく判ります。
さぁ、果たしてハルは、自分の気持ちにどう折り合いをつけるのか。
所詮、ラブ・コメディ。ハラハラしつつも、その点では安心して見ていることができます。

2002.10.06

 


  

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