“高慢と偏見とゾンビ”　★☆
Pride and Prejudice and Zombies
（2016年アメリカ映画）

監督：バー・スティアーズ
製作：マーク・バタン、ナタリー・ポートマン他
原作：ジェイン・オースティン、セス・グレアム＝スミス
脚本：バー・スティアーズ
出演：リリー・ジェームズ、サム・ライリー、ジャック・ヒューストン、ベラ・ヒースコート、ダグラス・ブース、マット・スミス

ジェイン・オースティン不朽の名作「高慢と偏見」のマッシュアップ作品にまさかゾンビなんて！と小説作品の存在を知ったときには驚いたものですが、まさか映画にもなっているとは！
レンタルショップで偶然見つけ、さっそく借りて観ました。

もちろんゾンビものですから、そう感動や興奮があるわけもなく、「高慢と偏見」のゾンビ版小説が映画ではどんなものになっているのやら、一応観ておきたいというに尽きます。
映画故の時間に縛られ、コリンズとシャーロット夫婦の、ファンとしては愉快過ぎる部分が割愛されてしまっているのは至極残念。

主人公リジーを演じたリリー・ジェームズ、戦士であるベネット５人姉妹のリーダー的存在ですからね、やはり格好良いです。
そして、リジーとダーシーがぶつかり合う部分はこれも当然にして観応えあり。
まぁ、本作品を楽しむかどうかは、オースティンならびに「高慢と偏見」ファンであっても、好み次第でしょう。

なお、「高慢と偏見」ファンであるというナタリー・ポートマンが製作者として名前を並べているところは見逃せません。

2017.04.15