“ウエディング宣言” ★★
MONSTER-IN-LAW
(2005年アメリカ映画)

監督:ロバート・ルケティック
脚本:アーニャ・コショフ
出演:ジェニファー・ロペス、ジェーン・フォンダ、マイケル・ヴァルタン

 

姑と嫁、いや姑と息子の婚約者との争いを描いたコメディ。

なんといってもジェーン・ファンダの復活が凄い!(ただし、言われなかったら判らなかったですよ、面変わりし過ぎていて)
とは言いつつも流石にジェーン・フォンダ。見応え・貫禄とも流石です。

一方のジェニファー・ロペス。恋愛結婚を夢見る女性という人物像にはかなりトウが立ち過ぎていると思うのですが、理想の男性と巡り会って恋が成就するまでのストーリィはともかく、その後の姑との争いという部分に至れば適役だと思わざるを得ません。あのジェーン・ファンダに対抗するには、ジェニファー・ロペス辺りの力強さを持ってこないと話にならない、というところでしょう。ロペスのラテン系美人という特徴は、嫁イジメを陰湿にせず明快なコメディにするのに格好ですし。

とにかくジェーン・フォンダによる息子の恋人イジメ、ジェニファー・ロペス演じるチャーリーの逆襲等々、2人の女優の相譲らぬ楽しげな熱演振りが圧巻という映画です。
ジェーン・フォンダ演じるTVの元名キャスター・ヴァイオラの付き人ルビーを演じるワンダ・サイクスの合いの手も絶妙。こうした登場人物、私は大好きですねぇ。
2人の堂々たるコメディアンヌぶりを満喫することこそ、この作品を観る楽しさです。そして、ジェーン・フォンダの健在ぶりを確かめることも。

2007.02.04

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