“キック・アス/ジャスティス・フォーエバー” ★☆
KICK-ASS 2
(2014年アメリカ映画)

監督:ジェフ・ワドロウ
原作:マーク・ミラー、ジョン・S・ロミタ・Jr
脚本:
ジェフ・ワドロウ
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ、クリストファー・ミンツ=ブラッセ、ジム・キャリー

 

ハード・バイオレンス・ティーンズ・アクション「キック・アス」の続編。
最弱ヒーロー“キック・アス”の主人公デイヴ、美少女ヒーロー“ヒット・ガール”のミンディ、共に普通の高校生生活を送ろうとしていたところですが、中々そうはいきません。
それぞれにマスクを付けてのヒーロー集団が出来上がるかと思えば、キック・アスを父親の仇と復讐に燃えるクリス・ダミーコが“マザー・ファッカー”を名乗り極悪党集団を作り上げます。
その二つの集団が町を挟んで激突する?のが、今回の続編ストーリィ。

前作もヴァイオレンスとコメディが絡み合い奇妙な面白さをもった作品でしたが、この続編ではそれに青春もの風デイヴ、ミンディ2人それぞれの挫折と再起というストーリィ要素がさらに絡められ、もはや空中分解してもおかしくない、という印象です。
ストーリィ的には前作の方が余程すっきりしていて単純に楽しめた気がします。

前作では少女という感じのクロエが、本作では成長して小娘という風、やはり可愛いのですが、ヒット・ガールとしての魅力も前作の方があったように思います。
青春風味を含んだヒット映画の続編は、難しいものです。

2014.02.22

        


  

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