“エージェント・コーディ ミッション in LONDON
AGENT CODY BANKS 2: DESTINATION LONDON
(2004年アメリカ映画)

監督:ケヴィン・アレン
原作:ハラルド・ズワルト、ディラン・セラーズ、ドン・ライマー
原案:ジェフリー・ジャーゲンセン
脚本:ドン・ライマー
出演:フランキー・ムニッズ、アンソニー・アンダーソン、ハンナ・スピリアット

 

前作「エージェント・コーディ」が面白かったので期待したのですが、まるで期待外れ。また、ヒラリー・ダフも出演せず。

今回は裏切り者のCIA部員ディアスを追って、コーディがロンドンに乗り込み、音楽学校の夏期講習に潜り込みます。
前作が“学生”+“スパイ”という2つの要素の組み合わせに面白みがあったのに反し、本作はスパイ一本槍という印象。

前回の活躍があってかコーディが精神的に成長して、ヘンに大人っぽくなってしまったという設定。それと対照的なコンビ相手となるのが、ロンドンの落ちこぼれCIA部員のデレクで、これが非常に子供っぽい人物。
なにやらドタバタ喜劇的なスパイものになってしまいました。

ヒラリー・ダフの代わりといっては何ですが、コーディと同年代の協力者として登場するのが、スコットランドヤード(警視庁)の極秘調査担当官・エミリー。
彩りにはなっていますが、恋人ムードまでには至らず。

ロンドンという舞台、コーディとデレクのコンビ、早く大人びるものではないというメッセージはあるものの、率直に言って物足りず。

2005.07.14

      


  

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