“正 体” ★★☆ (2024年日本映画)
監督:藤井道人 原作:染井為人 脚本:小寺和久、藤井道人 出演:横浜流星、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、前田公輝、西田尚美、田中哲司、原日出子、松重豊、山田孝之
凶悪な殺人事件の犯人として逮捕され死刑判決を受けた鏑木慶一(横浜流星)。 彼は急病を装い救急車で病院に運ばれる途中、突如暴れ出して救急車から脱出、逃亡してしまう。 全国に指名手配され、懸賞金も掛けられた中、彼は様々な姿を装って潜伏し、働いて日々の糧を得ながら逃走を続ける。 いったい鏑木慶一が逃走した目的は何なのか?
潜伏先で慶一が知り合う人たちのと関わり合いが見所。 彼らからすると、慶一が凶悪犯罪なんてとても思えない。・・・本当に彼は犯人なのでしょうか。 一方、慶一を逮捕し、逃亡する慶一をまた追う刑事・又貫征吾(山田孝之)もまた次第に慶一が犯人であることに疑いを感じていく。
姿を変え名前を変えつつ逃亡を続ける鏑木恵一、警察の威信をかけて追う又貫ら警察官たち、そして出会った慶一の人柄から彼を無罪と信じ応援しようとする安藤沙耶香(吉岡里帆)ら、どのシーンをとっても、迫真性と観応えがたっぷりです。 そして最後、又貫の問いに対する慶一の答えが、感動尽きません。
横浜流星、吉岡里帆、山田孝之が好演。 お薦めです。
2024.11.29
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