“小説の神様−君としか描けない物語− ★★
(2020年日本映画)

監督:久保茂昭
原作:相沢沙呼
脚本:鎌田哲生
出演:佐藤大樹、橋本環奈、佐藤流司、杏花、莉子、山本未來、片岡愛之助、和久井映見

  

小説家2人を主人公にした青春ストーリィ、相沢沙呼「小説の神様」の映画化。近くのシネコンで上映していなかったため観ていなかったのですが、たまにはDVDレンタルショップを覗いたところ、本作に目が留まり、さっそく借りて観た次第です。

概ね原作どおりで、充分楽しめました。
主人公の一方、マイナー作家「千谷一夜」こと千谷一也を演じる佐藤大樹が、中々の好演。
もう一方の主人公である、人気作家「不動詩凪」こと小余綾詩凪を演じる橋本環奈は原作のイメージとは異なるのですが、芸達者な女優さんですからすぐ気にならなくな・・・ったかな。

最初から途中までモノクロの画面だったのが、一也と詩凪が共作の作業を始めるところから一気にカラー画面へ変わるのが、面白い趣向です。
また、青春ストーリィらしく、最後の展開・場面が小気味よく、爽快です。

※なお、終盤になって主人公が走り出すと、ダスティン・ホフマン「卒業」をいつもつい思い出してしまうのですよねぇ。

2021.07.16

    
※原作 → 「
小説の神様

      


  

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