“怪 物” ★★ 監督:是枝裕和 |
第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した作品。 安藤サクラ演じるシングルマザーの母親が、息子の異変に気づき問いただしたところ、担任教師にやられたのだという。 学校に不信感を抱いた母親や、一方的に罪を着せられた担任教師の側からみると事態は不可解なことばかり。そして校長や他の教師たちは、何故事実を確認しようとせず、ひたすらマニュアルに記載された文章を読み上げることで対応しようとするのか。 題名の「怪物」とはいったい誰のことなのか。 率直にいって、感動を覚えるといった作品ではありません。 そして、本作の結末はどうだったのかというと・・・何とも言い難いです。 ※田中裕子演じる校長、いったいどういう人間なのか、分からなかったなァ。 2023.06.03 |