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「誤解学」 ★☆ | |
2014/07/08
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何かと問題になる、あるいは問題発生の原因となる“誤解”の発生プロセスを理論的に解明し、その対処方法を論じた一冊。 題名を聞いてちょっと興味が湧きました。 誤解は無い方が良いし、誤解を受けることのないよう注意しているつもりですが、それでも誤解を完全に避けるということは無理な筈。 さらに論は進められ、誤解がない、あるいは誤解が生じないとはどういう場合か、さらにその結果としてコミュニケーションはどう成立するか、が語られていきます。 普段余り考えることはありませんでしたが、こう理論的に解明されると、自分としてどう対処していくべきなのかが、少し明確になっていくように感じます。その点で本書を読む意義はあったかな、と思う次第。 |