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3.査察機長 |
●「機長からアナウンス」● ★★ |
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2004年09月
2005/10/12 |
航空会社元パイロットによるエッセイ本。 ・・・と一言で済ませてしまえばそれで終わりなのですが、実際にパイロットであった内田さんの語る話は、どれも面白い。 軽いエッセイ本ですが、飛行機好きには興味尽きない一冊。次に登場する際には、是非携えていったら如何でしょうか。 スチュワーデスとパイロットの気になる関係/パイロットが誕生するまで/飛行場のクセと離着陸の難しさ/事故とさまざまな謎について/コクピットのなかでは・・・・/いろいろなお客さん/なぜかグローバルな内輪話/パイロットは本当に破格の待遇か?/パイロットを取り巻く環境/安ければいい?それとも安全は別?/僕の飛行機列伝/新しい航空会社の可能性 |
●「機長からアナウンス
第2便」● ★ |
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2005年09月 2006/11/18 |
元パイロット作家による航空エッセイ、第2弾。 前著の新鮮さが薄れてしまうのは、2冊目である故に仕方ないこと。それでもそれなりに楽しめるのは、基本的に航空機好きだからでしょうか。 キャプテン、この便はどこ行きでしたっけ/とにかく無事に着陸させる/空の世界のグレーゾーン/万全のセキュリティのために/ハイジャックは絶対に防げないのか/こんなサービスもございます/グレートキャプテンたち/ひやりとしたことありますか?/滑走路に始まり滑走路に終わる/メンテナンスは苦労が絶えない/節約にもコツがある/空港はこれからどう変わるべきか/JAL・JAS合併、業界再編、業界タイヘン/文庫版書き下ろし−ミスはどうして起きるのか |
●「査察機長」● ★★ |
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2008年02月 2005/08/07
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国際線パイロットというと今なお花形の職業と言えますが、本書はその国際線機長を主人公にした小説。 主人公となるのは、今回初めて査察を受ける村井知洋。機長に昇格してまだ2年という新人機長です。 国際線での機内食、私などはそれを楽しみのひとつに感じていますが、この航空会社は健康食と称して食事量を半分にしてしまったというのですから、幾ら何でもと呆れます。 ※なお、「機長は後ろ(客室)を見て飛べ」というのが、本書のメッセージ。 |