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1.小説 ザ・外資 2.不撓不屈 |
※【既読の高杉良作品】 小説日本興業銀行第1〜5部/なみだ壺/大逆転!/大合併 小説第一勧業銀行/小説巨大証券/小説会社再建/濁流/燃ゆるとき/いのちの風/男の決断/辞令 |
●「小説 ザ・外資」● ★ |
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2002/08/16 |
最初読む気がなかった本書を結局読んだのは、破綻した日本長期信用銀行(長銀)を経緯を描いた作品だと知ったからです。しかし、私の思いは見当はずれだったようです。その意味でちょっと期待はずれ。 |
●「不撓不屈」● ★★ |
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2006年02月 2013年05月 2020年06月
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昭和30〜40年代、国税庁・検察庁という強大な国家権力による脅迫・弾圧に屈せず、最後まで闘い続けた税理士がいた。国会においても、その弾圧的な調査ぶりが問題指摘された、“飯塚事件”の一切を描いた実録小説。 飯塚会計事務所の所長・飯塚毅は、税務署の課税指摘について国税庁官僚の誤りを堂々と論駁し正したことから、その個人的恨みを買ってしまいます。その結果、飯塚氏は、国税庁、さらには検察庁という国家権力を象徴するような強大官庁から、長期間にわたる徹底した脅迫、弾圧を受けます。 これは、決して過去のことではありません。今般の郵便改正法案においても、「信書」の解釈が官僚次第になっているとの指摘があり、上記の構図は少しも変わっていないのです。 |