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「日曜日の人々 Sunday People」 ★☆ 野間文芸新人賞 |
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2019年10月 2017/11/19 |
野間文芸新人賞受賞ということで読んだのですが、む〜ん、余り読みたい作品ではなかったなぁ。 主人公の航(わたる)は大学生。 同じ大学に現役入学した従姉の仲村奈々が、死の前に航宛てに日記を送り付けていた。 その日記を受け取ったことをきっかけに、主人公はある自助グループに関わるようになるのですが・・・・。 自傷行為を繰り返す人々の群れ、といった印象を受けるそのグループ。否応なくストーリィ内容は、生より死の側により傾いている雰囲気で、こうしたストーリィはどうも苦手。読みながらついつい逃げ出したいという思いに駆られます。 「日曜日の人々」という題名は、その自助グループに参加する各人が書いた手記をとりまとめたものの名前から。 |