2006年09月
ポプラ社刊
(1400円＋税)
絶版

2014/04/06

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かつて子供の頃過ごした海辺の町を主人公が訪ねるという小さな旅を描いた絵本。
そこで主人公は、寂しかった自分にできた最初の友だちだったくまのぬいぐるみ＝モルンのことを思い出します。

何故君はいなくなったのだろう・・・。そうじゃない、ぼくが君のことを忘れていただけなんだね、少年時代への郷愁を感じさせてくれる、大人向けの絵本と言って良い一冊。
ふと、林明子さんの絵本「こんとあき」を男性版にし、大人になってから振り返った物語のように感じました。

青く広がる空と、その下の広がる青い海と、画面いっぱいの青が気持ち良い。

2006年11月
小学館刊
(1200円＋税)

2014/04/06

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アルファベットを学ぶための絵本だと思いますが、それを抜きにして観ていてとても楽しい。

発明家のジオじいさんとその友達であり助手である少年マフィーが、犬のテオを傍らにして、会話の中で世界を巡り、未来にまで夢を馳せるという趣向の絵本。
まるで望遠鏡で２人を覗いているような気分を味わえるところも楽しい限りです。