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2.おじゃれ女八丈島 |
●「わざくれ同心」● ★★ |
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題名の“わざくれ”とは、「えーい、ままよ! どうとでもなれ、明日は知らぬ!」
といった居直りの心境を表す当時の俗語だそうです。 ひとつは長年の友人である佐土原藩の家臣・影友が巻き込まれた藩の窮地。読みながら、登場人物のみならず読む側まで危地に押し詰められるような圧迫感を覚え、作者の凄みを感じます。 |
●「おじゃれ女八丈島」● ★★★ |
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1998年2月 |
凄い小説です! 遠島刑の八丈島を舞台にした時代小説。 ※「おじゃれ」とは、おいであれ、という呼びこみ言葉。江戸時代、旅人宿で、客引きをしたり、肉体を売ったりしていた女をおじゃれ女と呼んだ由。 |