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1.エリザベスは本の虫 |
●「エリザベスは本の虫」●
原題:"THE
LIBRARY" ★★☆ |
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2003年10月
2009/06/21
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本好きにとっては楽しいことこの上ない絵本です。
主人公のエリザベス・ブラウンは、生れ落ちてすぐから本が大好き、本の虫。 私も本の虫ですけれど、本格的に本が好きになったのは高校1年の時からですし、その後にしたって、とてもとても本書のエリザベスには及びません(当たり前か)。 家を買って本を貯め込み、子供が来れば本で積木をさせて遊ばせる等々。ついにこれ以上家に本が入らないとなった時、エリザベスはどう行動したか? 文だけでなく絵もとても素敵です。エリザベスの容姿も個性的かつ魅力的ですが、さすがに本で一杯になった家の様子は何とも恐ろしい、でも愉快。 ※同じエリザベスという名前の女性が主人公の「やんごとなき読者」を思い出します。そろって読んだらきっと楽しいはず。 |
●「リディアのガーデニング」●
原題:"THE
GARDENER" ★★ |
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1999年10月 |
話も好いですけれど、絵も好いですね。 大きく空間(世界)が広がっている絵、大好きです。 さてストーリィ。 このジムおじさん、優しい人の筈なのに、つるっぱげでゲジゲジ眉、しかもしかめっ面と、極めてこわそうな雰囲気なんですよ。 最後のページは、家に帰ることになったリディアを見送る駅でのシーン。文はもはやなくて絵だけなのですが、とりわけ好いんですよね〜。 |