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5.ダーク・レディ ※ 作品一覧 |
●「罪の段階」● ★★☆ |
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1995年10月 1998年11月 2000/10/08 |
本書は、渾身の迫力に充ちたリーガル・サスペンスです。
1.殺人(1.13)/2.取り調べ(1.14-1.22)/3.証人(1.27-2.10)/4.訴追(2.10-2.12)/5.答弁(2.13-2.19)/6.法廷(2.19-2.22) |
●「子供の眼」● ★★☆ 原題:"Eyes of a Child" 訳:東江一紀 |
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2000年9月 2004年2月 2000/10/09 |
「罪の段階」の最後からそのまま引き継がれる続編です。 悪夢(10.16)/脱出(10.19-10.24)/取調べ(10.27-11.30)/陪審(2.1-2.2)/公判(2.3-2.16)/子供の眼(2.17-2.19)/家族(翌年4月) |
●「最後の審判」● ★ |
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2002年9月 2005年6月 |
「罪の段階」「子供の眼」に続くパタースン“法廷三部作”の最終巻。本巻では、上記2作にも登場した判事→弁護士のキャロライン・マスターズが主人公となります。 舞台は、サンフランシスコを離れて、キャロラインの故郷であるニューハンプシャー。したがって、本巻は前2作とは関係をもたない、独立したキャロライン・マスターズの物語です。 キャロラインの姪であるブレット22歳が、恋人謀殺の嫌疑をかけられ逮捕される。そのため、事情あって23年間一度も帰らなかった故郷にキャロラインが呼び戻されるところから、本ストーリィは始まります。 ストーリィ内容としては、ブレットの弁護と並行して、キャロラインと父親、義姉夫婦との間に横たわる問題が過去への回想を含めて明らかにされていくのですが、正直言って月並み。 ふたりの女/帰郷/1964年夏/証人/1972年夏/予審/最後の審判 |
●「サイレント・ゲーム」● ★☆ 原題:"Silent Witness" 訳:後藤由季子 |
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2003年3月 2005年11月 2003/08/11 |
パタースン得意の法廷サスペンス。 アリスン殺害の容疑者とされ、町中、そして学校中の疑惑の目に必死で耐えるトニーを描く第一部は、読み応えがあります。 プロローグ トニー・ロード(現在)/第1部 アリスン・テイラー(1967年11月〜1968年8月)/第2部 マーシー・コールダー(現在)/第3部 サム・ロブ(現在)/第4部 スー・ロブ(現在) |
●「ダーク・レディ」● ★★ |
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2004年9月 2004/12/02 |
かなり陰鬱なストーリィ展開。これまでのパタースン作品と異なり、アメリカ社会の多様な側面を描くと共にシリアスな人間ドラマになっています。 主人公ステラ・マーズは、検察局殺人課長の職にある女性検事補。犯罪者に対する追求の厳しさから“ダーク・レディ(黒婦人)”の異名をとる。 極めて陰鬱なストーリィであって、それでも読み続けるか、というところなのですが、最後まで読み続ければ相応の読み応え、満足感は得られる、というのがこの作品。 1.アーサー・ブライト/2.ジャック・ノヴァク/3.トミー・フィールディング/4.ナサニエル・ダンス |
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※ パタースン作品一覧 |
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1979 The Lasko Trangent(ラスコの死角) ハヤカワ・ミステリ文庫 |
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