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●「愛と偶然の戯れ」● ★★★ |
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1977年12月
1999/10/10 |
中流家庭を舞台に、結婚の為に見合いに来た花婿候補と
その下男、2人を迎える花嫁候補とその小間使い、という二組が織りなす恋愛喜劇。 ※ところで、この劇とまったく同じ筋立ての劇が書かれています。井上ひさしさんの「もとの黙阿弥」。しかし、その結末は本作品と違い悲喜劇に なっています。両劇の差は、階級に対する意識の差にあるようです。読み比べてみるのも一興です。 |
※白水社刊「ボーマルシェ/マリヴォー名作集」には下記のマリヴォー作品が収録されています。順次、読み返していきたいと思っています。 ・「恋の不意打ち」 ・「愛と偶然の戯れ」 ・「偽りの告白」 ・「試練」 |