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Naomi Kritzer 米国ミネソタ州在住の作家。1999年から数々の短篇を発表。「報酬は猫の写真で」にて2016年度ヒューゴー賞とローカス賞をダブル受賞。また同作を長編化した“Catfishing on CatNet”にて2020年度エドガー賞YA部門とロードスター賞、「陽の光が消えた町で」にて2024年度ヒューゴー賞とネビュラ賞をダブル受賞。 |
| 「陽の光が消えた町で」 ★★★ 原題:"The Year Without Sunshine and Other Stories" 訳:桐谷知未 |
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2026年05月
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ヒューゴー賞、ネビュラ賞等、英米の名だたるSF賞の受賞作・候補作6篇を収録した、日本オリジナル短篇集。 SF好きの方はもちろん、そうでない方にも是非お薦めしたい、センスに優れた珠玉の短篇集です。 ・「小さな図書館の司書さまへ」:ちょっとファンタジー、ちょっとユーモラス。 ・「陽の光が消えた町で」:日照量が減って電力供給が途切れ途切れ、物資も届かなくなった小さな町。住民たちが助け合って危機を乗り越えていくその姿が、素晴らしい。人類って、まだ捨てたものじゃないという希望を感じる篇です。 ・「怪物」:生物学ホラー、でも青春&友情小説の香りが高い。 ・「報酬は猫の写真で」:人間の手助けがしたいというAI、その報酬は。ユーモラスで温かい。 ・「海を見渡す四姉妹」:研究者夫婦と13歳の娘が引っ越してきた海辺の小さな町フィンストウ。丘の上には、町を創ったという四姉妹の岩あり。要はシスターフッド物語、痛快さが魅力! ・「アルゴリズムでよりよい生活を」:近未来のネットサービスを描いた篇、着想とその現実感がお見事。 ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞の表題作「陽の光が消えた町で」が何と言っても素晴らしい。 また、ヒューゴー賞・アシモフ誌読者賞受賞の「海を見渡す四姉妹」は痛快で、魅力に富んでいます。 この2篇が、収録6篇の内でも特に好きです。 小さな図書館の司書さまへ/陽の光が消えた町で/怪物/報酬は猫の写真で/海を見渡す四姉妹/アルゴリズムでよりより生活を |