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●「キャッツ−ポッサムおじさんの猫とつき合う法−」● ★★ 訳:池田雅之 |
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2007/12/23
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本書は、詩人T・S・エリオットが様々な猫の姿を個性的にユーモラスに謳った15篇からなる詩集です。 そしてまた、超ロングラン・ミュージカル「キャッツ」の原作とのこと。 原題の「ポッサムおじさん」とは、先輩のアメリカ詩人がエリオットにつけた仇名とのこと。 おばさん猫、親分猫、おまのじゃく猫・・・というキャラクターはまだ始まりに過ぎません。 犬は人間の忠実な友人になりますが、猫は人間の意に従おうなどとはこれっぽっちも思わない。だからこそこんな、ユニークな猫が登場するのでしょう。 猫に名前をつけること/おばさん猫ガンビー・キャット/親分猫グロウルタイガー、最後の戦い/あまのじゃく猫ラム・タム・タガー/おちゃめなジェリクル猫たちの歌/泥棒コンビ猫マンゴジェリーとランペルティーザー/長老猫デュートロノミィー/ペキニーズ一家とポリクル一家の仁義なき戦い/猫の魔術師ミストフェリーズ/猫の犯罪王マキャヴィティ/劇場猫ガス/ダンディ猫バストファー・ジョーンズ/鉄道猫スキンブルシャンクス/猫の放しかける法/門番猫モーガン氏の自己紹介 |