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●「ダ・ヴィンチ・コード」● ★★ |
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2006年3月
2005/08/23 |
ルーブル美術館の館長ソニエールが何者かに殺害される。ソニエールが守っていた秘密を奪おうとしての犯行らしい。 発見されたソニエールの遺体は、ダ・ヴィンチの素描<ウィトルウィウス的人体図>を模した形で横たわっていた。ソニエールは何を伝えようとしたのか? ハーヴァード大学教授のロバート・ラングトンは館長と会う約束になっていたため、仏司法警察から有力容疑者にされてしまう。 一方、現場に駆けつけた暗号解読官ソフィー・ヌヴーは、ソニエールのメッセージが孫娘である自分に向けられたものであることを即座に理解する。。 警察に頼る危険を察したソフィーは、ラングトンと共に現場から逃亡し、警察に追われつつ秘められた謎を解き明かそうとする。その秘密とは、キリスト教の教えを根本から覆す重大なものらしい、という歴史ミステリ+サスペンス。 歴史上の謎解きというストーリィも興味つきませんが、本書の面白さはそれよりもスピーディな展開にあります。 |