フョードル・ドストエフスキイ かつて熱中した作家 1821−1881
      ※以下は
河出書房新社版“ドストエフスキイ全集”により紹介させていただきます m(_ _)m

表 題

読書

ひとこと

貧しき人々 分身 他

1974

ちょっときれいすぎる作品かな、という気がします

スチェパンチコヴォ村とその住人 白夜 

1974

ドストエフキイには珍しくユーモラスな作品。愚かしい程善人な人々が繰り広げる顛末は楽しげなもの
「白夜」は幻想的で好きな作品

虐げられし人々

1974

まずまず

死の家の記録
ネートチカ・ネズヴァーノヴァ

1973
1974

「死の家」はシベリア流刑の体験記、一度は読んでおきたい作品。「ネートチカ」は未完、でも少女が主人公である本作品は魅力的かつ面白かった

地下生活者の手記
 初恋 伯父様の夢 他

1974

「地下生活者」は暗く、「伯父様の夢」は「スチェパンチコヴォ村」と同様ユーモラス

罪と罰 創作ノート付

1967

女優樫山文江さんが読書中というのが読むきっかけでした。代表作のひとつ、またソーニャはロシア文学を代表する女主人公のひとり

白 痴(上)

1974

主人公ムイシュキン公爵の宿命は読むに辛いものがありますが、一度読み始めると離れ難い作品。「カラマゾフ」のアリョーシャに繋がる善人像なのでしょうか

白 痴(下) 創作ノート付
 賭博者

1974

悪 霊(上)

1974

無神論的革命思想が主題。主人公スタヴローギンには魅せられるとともにとても理解しえないという思いが残ります

10

悪 霊(下) 創作ノート付
 永遠の夫

1974
1973

「永遠の夫」は軽い感じの好作品。主人公に愛おしさを感じてしまう部分があります

11

未成年

1974

未完成な作品という印象あり。ダジャレではなく....

12

カラマーゾフの兄弟(上)

1970

アリョーシャ物語という大長編構想の冒頭にあたる作品。結局これが作家の代表作となりました。3兄弟のそれぞれの性格分類により宗教問題を考えようとした作品

13

カラマーゾフの兄弟(下)
 創作ノート付

1970

14

作家の日記(上)

1975

自分は悪い人間だという自己批判を繰り返しながら、収入を得る為に書き急がなければならなかった作家の慟哭を聞く思いがしました

15

作家の日記(下)

1976

ユダヤ人に関する部分に興味をひかれました

16

書 簡(上)

1976

読んだというだけ(^^;)

17

書 簡(中)

飾っているだけです(^^;)

18

書 簡(下)

19

論文・記録(上)

20

論文・記録(下)

ドストエフスキイ研究

1974

作家の生涯と作品論

 

 

ドストエーフスキイ全集
(米川正夫全訳)
全20巻・別巻1巻

河出書房新社

1969年5月刊行開始
各1200円(当時)

副読本●

アンリ・トロワイヤ

ドストエフスキー伝

中央公論社

1982

 


 

Top Page          Back