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●「森のCD!」(Our Forest/私たちの森)

 まさに「森のCD」です。森の仕組みや役割、各地の森の紹介があり、森との文化が語られ、林業シミュレーションがある。おまけに楽しめるゲームがある。狙いがしっかりしている、「森林保護への理解を促す」こと。ご家族で、職場の仲間で、森と人との共生を考えるのに打ってつけです。ということで、ご紹介しておきます。

  ・書籍名 :【Our Forest〜私たちの森〜】
  ・企画制作:株式会社大伸社、株式会社ソフトディバイス、
        京都大学農学部付属芦生演習林、社団法人国土緑化推進機構
  ・動作環境:Windows(95&NT。Pentium以上推奨)
        Macintosh(PowerPC以上、漢字Talk7.1以上推奨)
  ・価格  :\1,260。1枚の場合のみ送料\190をプラス(2枚以上送料無料)
  ・問い合わせ先:株式会社大伸社 Our Forest事務局(TEL:06-976-5594)
        または E-mail:nyoshida@os.daishinsha.co.jp。

  ・タイトル紹介
   1.森ができるまで 植物の進化/移り変わる森の姿
   2.森のメカニズムとその役割 森の生態系/森の役割
   3.芦生の森を歩く 動物鳥類18種、植物41種
   4.日本の森 知床原生林/白神山地ブナ原生林/青森ヒバ天然林/
          木曽ヒノキ天然林/吉野スギ/芦生演習林/
          屋久島スギ原生林/西表島マングローブ他
   5.森と文化 歴史の面から/需要と供給(林業)の面から
   6.森を育てる(林業シミュレーション)
   7.森からの出題 初級編/中級編/上級文化編/上級自然編
   8.森の未来へ 森の作家(稲本 正氏)/森の写真家(姉崎一馬氏、
           大島廣昭氏)/大学教授(竹内典之氏)、
           環境レンジャー(佐山 浩氏)ほか

 ※このCD-ROMの売上の一部は森林保護活動に寄付されるとあります。
 ※吉行和子さんのナレーションも非常にいい。『森は豊かな生命を育むところ』
  と始まります。後は手に入れてからのお楽しみを(^_^;)。

 ※我が家の息子(小3)は「森からの出題」をゲームにして遊んでおります。
  漢字もすべては読めないくせに^^;、やはりCD-ROMですね〜。

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●赤坂山の自然ガイドブック

 こういう本が各地で出たら良いなと思う本です。その山に入るとき、これ1冊があればその山の自然が楽しめて、なおかつ勉強になるというもの。85mm×170mmという大きさで、耐水性紙質で携帯に便利。折り畳まれたコースマップ(裏は植生分布図)が付いている。

 書籍名:『赤坂山の自然ガイドブック』
 企画・編集:「赤坂山の自然」ガイドブック編集委員会
 発行:滋賀県高島郡マキノ町
 参考文献:マキノ町誌ほか
 発行年月:1998年3月
 入手先:マキノ町観光協会(JR湖西線マキノ駅前)
 価格:700円

 ・タイトル紹介
  1.赤坂山を歩く(コース案内) 展望写真、印象地点写真、標高図入り。
  2.赤坂山の花ごよみ 花名と何月頃に見られるか、掲載ページ入り。
  3.春の花 以下、四季の写真と説明付き。
  4.夏の花
  5.秋の花
  6.生きもの 動物と鳥の写真入り。
  7.地質
  8.索引
  9.あとがき 「山のけしきも変わってきたのう」「なんとかせな」

※JRマキノ駅前のマキノ町観光協会(左前に見えます)の他、マキノスキー場の管理棟(キャンプの申し込みをするところ)でも手に入ります。赤坂山に行かれるときは、ぜひどうぞ〜。

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●「一休 比良」(JR湖西線 比良駅前)

 ずいぶん以前、NIFTY SERVE(@niftyの前身)のfbirdで知り合った道草さんに連れて行ってもらったのが最初で、その後、機会があれば立ち寄ることにしている。山本 治良七さんと房子さんのご夫婦で運営しておられる。名物は「おでん」。手製のおにぎりや漬け物があるときもあったが、ここのところ、比良ロープウェイは運休してしまったし、賑わうことが少なくなった。寂しい限りである。電車で比良に登ったならお酒も頂戴できるのだが、最近は車の移動が多いので、そうもいかないのが残念だ。

 この店の前に常に清水が流れていて、これを目当てに水汲みされる人たちが居る。かくいう自分もそうである。山の水が汲めないとき、特に冬場はこの水を頂戴して帰る。「おでん」を戴きながら昔の話や、田舎の風情の話をし、頂戴して帰るのだ。山の水と同じく、家族全員の飲み水にする。比良連峰に降った雨が、積もった雪が、地中を流れて湧き出る、そんなブナの森の湧き水だと解釈している。

 湧き水が流れ落ちているところに小さな流れがある。清水の代表である小魚が勢いよく泳いでいたのが記憶に新しい。それを聞いてみると、最近は琵琶湖から遡ってくるのが少なくなったということだ。今度立ち寄ったときに、よく眺めてみよう。清水と、そこに生息する生き物たちを大切にしたいものだ。

 比良駅で時間待ちをするなら、是非立ち寄ってやって欲しい。車なら、R161からすぐ近くだ。でも、運転手は禁酒ね^^;。こういう店が、昔ながらの文化が無くなっていくのが寂しい。17時には閉店して家に帰ってしまわれるから、注意してね。

 郵便番号:520-0503 滋賀県滋賀郡志賀町北比良 TEL:077-596-0993
 まもなく大津市に編入されるらしい。2005/11/7記。

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