六甲・石切道へ
1997/10/19

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 この日曜日、六甲の石切道を友人と歩きました。阪急御影駅から早くもない時間でしたが、住吉川を遡って最高峰へ・東お多福山へは家族連れが多いけど石切道は静かに歩けました。上に登るにしたがって降りてこられる人達が 増えましたが、それほどではありません。

 静かな道に入りますと、このシーズンだから何か山の幸が見つけられるのではかと回りを確認しながら歩きます。すると前の木からぶら下がっているアケビの実を見つけました。是非に採りたいと思ったのですが、どう考えても手が届きません。諦めてその先を歩きますと、左手にありました。よく見ますとこの春、別の場所ですが見かけたミツバアケビでした。ツタが川のように木の枝から下りています。

 ちょっと薮をかき分けて木に足をかけて手を伸ばします。数個採って降りて下を見ますと、なんと下にも小ぶりですが実をつけていました。二人の家族が山の自然の味を味わうだけの数を頂戴しました。少し時期が遅れたのか、実の殻ももう茶色になっています。そのために余計に見つけにくくなっていました。まずはと休憩の時に二人で味を確認。ほんのりと甘い味がします。種はその辺りに吹き飛ばしました^_^;。

 家に帰って家族で山の幸を楽しみました。『アケビとムカゴを味わおう』と家族を集めます。母親は言います。『もう少し前だったら、もっと甘みのある白い部分が多くついているのだけど。外側がまだ緑色のときが良い』と。長芋のムカゴについては、少なかったこともあり、生で食べ、長芋と同じ味がするだろ?と話した程度でした。くだんの味については、子供たちは…です(^_^;)。最近は甘いものが多くありますからね〜。ま、山の幸を味わった一家でありました。


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