鈴鹿・藤原岳の麓へ
1998/4/11

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 鈴鹿山系というと、大阪から結構遠い。一度はゴールデンウィークに行こうとしたときがあったが、宿は空いてないしキャンプする場所が正式にはない。それにどうも気が向かなくて直前で取りやめたことがある。仕事で前を通ったこともあり、明日は快晴と読んで出かけることにしたもの。

スミレ

 ただ、家族で行くとなるとどうも出発が遅くなるぶな一家である。この日も同様で、朝9時から名神を通って着いたらもう昼。ま、登れるところまで行ってみようと駅前の駐車場を出発した。のんびりと聖宝寺道へ入る。釣り堀があるんですね。そこでコゲラが姿を見せてくれました。スミレとヤマブキソウが咲いていました。子供たちは水槽のヤマメかアマゴかを見て戯れ、それなりに楽しんでいます。

 登るにつれ、次々と降ってきます。水場で喉を潤し、小型のペットボトルに水を満たし、登り続けます。もう15時。さすがに皆さん気になるのでしょう、『これから登られるのですか?上でお泊まりですか?』という声が多くかかります。『いや、行けるところまで』と返事して登りますが、なにせ細い道、待っている時間も結構多くなります。2歳のひめしゃらを歩かせてますし。

 結局、3合目で16時となり、時間切れ。暖かい日差しの中で少しは汗をかいた一家でありました。帰りは茶畑を眺めながら亀山に出て、西名阪で帰阪しました。藤原岳の印象は、確かに花の名山、人が多い。静かに自然を観察しながら登ろうとすれば平日しかありませんね。「自分の来る山ではないな」というのが感想でした(^_^;)。次は別ルートか近くの別の山に行こうと思います。


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