地元金沢で、30年間以上にわたって独自の仕方で「いのちの授業」を実践

赤ちゃんを身ごもったお母さんを
教室に招いて語りあった「性の授業」。

末期ガンの患者さんや
からだの不自由な方を招いて、
迫力ある生き方を子供に
ぶつけてもらう「死の授業」。

教師が一方的に
教えるのではなく、
すごみある生きざまに
触れ語り合うことで、
子供たち自身が
身近な「死」を
仲間と共に考えてゆくことを
特徴としています。

いのちの大切さは
マニュアルでは教えられません。
いのちは限りあるもの、
人は大きなつながりのなかで
生きている、
私はたった一人の奇跡的な存在。

――この生命観をはぐくむために
子どもと共に学び、
形作ってきた時間は、
出会った学級ごとで
みな違います。

金森学級の一つひとつの
輝かしい発見や
成長にいたるプロセスは、
いのちを学ぶうえで
大きなヒントとなるでしょう。

金森学級に掲げられている言葉

ここに書かれているのは
私の名前です
世界にたった一人の
私なのです
大切な大切な
私なのです

四年一組のみんなで作った贈る歌

私たちはいつもとまどいを隠していた
だけどあなたはいつも正直に輝いてた
素直で心の透き通った仲間だから
忘れないで心はつながってるから

嬉しいとき悲しいときずっと
一緒にいた大切な友
あなたの心はここにずっと輝いている

会うときはこんにちは
別れるときはさよなら
そんなワンパターンは嫌だから
この歌を贈るよ

嬉しいとき悲しいときずっと
一緒にいた大切な友
あなたの心はここにずっと輝いている