軽量化を意識した装備計画で、より安全な山行としましょう!

 私は山用品を選ぶ際に、重量を第一に選択します。カタログを端から端まで研究し、ショップをウロウロして検討を重ねます。それでも失敗してしまうこともありますね。
 下記の表は無雪季の2泊3日テント泊を前提に装備重量を比較しました。シュラフや靴、などは定番品を使用する物とし、軽量化の工夫のない物は記載していません。Aには一般的な軽量セット、Bには自分がさらなる改善をと選択改造した物を入れてあります。


A
B
1
時計
プロトレックトリプルセンサー
バンド外し加工
-15 g
2
ザック
ミレーシャモニ40
内部ストラップ切断
-26 g
3
レインウエア
アルパマヨ/40Dライトウエイトレインウエア
ラテラ/スティックテックレインスーツL
-370 g
4
スパッツ
ISUKA ゴアテックススパッツ
持っていかない
-138 g
5
水2L
タラスブルバ1.0 L チタン x 2
エビアン水500mlペットボトル x 4
-100 g
6
バーナー
SnowPeak GL100
プリムスEXULT 2A点火なし
- 4 g
7
ガスボンベ
SnowPeak GP110
プリムスガスボンベ PG110
-10 g
8
テント
ゴアライト(1-2人用)
ナイロンツェルト+ロープ
-934 g
9
単3電池
単3乾電池(アルカリ)12本
単3乾電池(リチウム)4本
-228 g
合計
-1809 g

注1

温度計付きの時計を、バンドを外してザックに固定。正確な気温を測定できるが、多少見にくい。

注5

チタン製のボトルより 500ml ペットボトル2本の方が軽い。ゴミも入るので便利!。

注67

なぜかSnowPeakのボンベは重い。プリムスEXULT 2Aの勝ち。

注8

ストックで立てます。ペグ、マットなどは共通。風がなければこれでもね。

注9

リチウムはアルカリの約6倍の価格で58%の重量、持続は3倍!。単純に1/3の本数で計算するとかなり差がでます。



塵も積もれば山となる!

異論のあるところでしょうが、私はこれだけ軽量化したと思っています。
そう思っているとザックが軽く感じますね。

しかし、こんなことばかりして山に行かないのも困ります。



各ページの左側にメニューフレームがないときはHOME からお入りください