自動天窓開閉装置


2005 年 09 月 21 日(水曜日) 【 作製開始 】

 自宅の屋根裏部屋に天窓がありまして、湿気の多い日には開けないと 2 階が暑くて困るのです。しかし、梯子を掛けて屋根裏に上らないと開閉できませんし、ネジをグルグル回さないとならないのです。暑いから開けるので、グルグル回しているうちに汗が噴き出してそれも困るのです。

 そこで、モーターを使用して離れた場所から開閉できる装置を作ることに・・・。




 タミヤのギアードモーター。様々な構想に利用の予定・・・ですが、かなり高価。パワーの強弱で 2 段階、ギア比で 3 段階あり、用途に応じて 6 種類から選択して使うことになるでしょう。写真は 540K300 という最強トルクのもの(強い力でゆっくり回る)。





 右のボルトから左のパーツを削り出し。1 時間くらいかかったかな・・・。左上方が径 6 ミリの軸、右下は 8 ミリの 6 角になるように削りました。



 左が天窓の操作部分から外したフックを引っ掛ける部分。先端が 8 ミリの 6 角になっています。





 すでに切ってあったアルミの L 材にモーター取り付け穴をあけ、モーター軸に径 6 ミリのユニバーサルジョイントと削り出したパーツを取り付け。




 天窓に取り付けたところ。モーターの音はかなりうるさいのですが、天窓はスルスルと開いたり閉まったりして快適。モーターは最強トルクのゆっくり回転するタイプなので、少しパワーダウンしてもよさそうです。取り付けマウントは同一なので、他の構想で購入する際に交換してみようと思います。

 あとは操作スイッチ部分をきれいに仕上げなければ・・・。開度センサーを取り付けられればオートで全開、全閉ができるのですが、難しそうです。

2005 年 10 月 05 日(水曜日) 【 コントローラー 】

モーターをスイッチで右回転、左回転させる回路は、



2 回路 2 接点のスイッチの 6 本足に上の図のように配線するだけ・・・



  だから、コントロールボックスを作っても中身はスイッチだけです。実は ACアダプターの抜き差しをするので ON/OFF は不要、さらに OPEN/CLOSE がバネスイッチならば右のモーター作動スイッチも不要・・・。それじゃあ 2 回路 2 接点のバネスイッチ 1 個だけですね。
 全開センサー、全閉センサーを取り付けたら立派なケースにしようかな・・・?っと思いますが、これで充分でもあります。屋根裏に行く配線はモーターにつながる左上の 2 本だけ。あとは AC アダプターのみです。
 AC アダプターは先日購入した「怪しげな12V1A」電源にしようと接続しましたが、パワー不足で動かず。なぜか別の 10V1.2A 電源だと動くので、とりあえずそれを接続しています。


つづく・・・




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