デスクトップミュージック・バイブル

 

著者 高橋信之
出版社 リットーミュージック
読破期間

 

AMAZONから購入:デスクトップ ミュージック・バイブル

私がDTM(デスクトップミュージック、パソコンで音楽作るやつですね。)を始めるに当たって初めに買った本です。

DTMに必要な知識のほぼ全てが詰まっている、DTMやる人には必需品ですね。

DTMの概要を紹介した後、最初に一つの曲(プリーズ・ミスター・ポストマン、ビートルズの曲ですね。)を題材に、DTMでの音作りの流れを実習出来る様になっています。この部分を実際に自分で体験しながら学習すると、DTMの大体の作業が分かるようになっています。

それから、音符の基礎知識、各種楽器のMIDIでの「らしさ」の演出の仕方、DTM器材、ソフトの紹介、果てはDTMでのパソ通の紹介、エクスクルーシブモードの簡単な解説まで載っていてまさしく「バイブル」と呼ぶにふさわしい内容です。

この本でいまだに良く使うのが、曲作りの流れを書いた部分の最後にあるトラックダウンの仕方の部分と、各種楽器のテクニックの項、あと、ピッチベンドの量と音程との対応表ですね。

また、MIDI作りの心の部分にも作者は触れていて、小手先のテクニックにこだわるのでなくて、作るものが「音楽」であることを常に肝に命じるようにとの言葉(かなり意訳?)、私のDTM作業の座右の銘となっています。

と言うわけで値段は張りますが、後々まで参考になる点、DTMへの取っ掛かりとして最適な点で、これからDTMをやってみようと思われる方はぜひこの本を買ってみることをお勧めします。


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鈴木祥一 DTMをやるならお役立ち度満点です。


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