「魔女たちの密会」





アリス・マーガトロイドです。こんばんは。

雨、イヤね。このお話は、そんな雨の幻想郷から始まります。



魔法使いの世間的(?)なイメージって、どんな感じなのかしら?
引きこもって単独研究にいそしんでいるイメージがあるかもしれないけど、
寄り合いは結構マメにやるんですよ。
各々の都合でなかなか時間が上手くとれなかったりするけど、
横のつながりって、魔法使いにはとっても大切。
晴れてると外に出たがらないのとかいるしね。一体なんなのやら…。




なーんて言ってたりするけど
でも、魔法使いなだけに、目的は当然魔道の研鑽になっちゃうわね。
単独研究では限界があるのはどこの世の中でも一緒、
まあ一種の研究発表会 兼 交流会みたいなものね。

私の専門はグリモワール、所謂魔導書研究ね。
別にグリモワールに記載されていることを実現しようとして研究しているわけではないけどね。

一体、
誰が、何を考えて記し、
今その記述がどう考えられていて、
どれぐらいこの世界で影響力を持つことが出来るのか、

それを分析するのが仕事。

ここはそういう秩序が力を持つ世界なのは、知ってるわよね?

だから、グリモワールなんていったけど、
要は魔法に相応する知識が記述されている本ならなんでもイイワケ。



あとは紅茶ね、これは私の専門。
最近は茶葉を手に入れるのが難しくて困るわ。
あとは土地柄の問題ね、ここは発酵に向いた種類が少ないの。
緑茶も悪くないけど、ああいうのは巫女とかにお任せかしら。



………………


…巫女、そうねえ。



今回の寄り合いでは実際の戦いでの魔術行使について少し喋ったわね。
「実戦」、まだあのころは、死がかなり身近に潜んでいた時代かもね。
今じゃちょっと考えられないわ。


あの戦いのことを思い出すたびに、
自分が人形遣いである皮肉を感じずには居れないわね。








































………………………








まぁ、時代も変わったし、

ああいう争いが無いことは、きっといいことなんだわ。





…必死なのは、なんかカッコウわるいしね。




っと、時間みたい。じゃあまたそのうち会いましょう。
それではまたね。



















































































































































































あらあら、己が身にこれから降りかかることも知らずに、


暢気なものねぇ。





物事の始まりは何処かしこで緩やかに動き出すもの。
最初に気づくのは、誰かしら…?。

では、はじめましょうか。

















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