○備長炭

 街で炭火焼と見聞きすると妙に惹かれる。まして備長炭などとあるとなおさらだ。炭火というのはそれ自体調味料であり、また演出でもある。

 備長炭は浄水器(セコム製を使用)に数本沈めて使用。またご飯を炊くときにも使っている。

 最近削りだしの七輪を購入し、備長炭で干物や海苔、餅を焼いて楽しんだ。決して焦げることなくふっくらと焼けた干物のうまさといったらなかった。今度は秋刀魚を焼いてみようと思う。

 ちなみに備長炭は”ウバメ樫(カシ)”から作られる。加藤唐九郎氏は桃山期の黄瀬戸の特徴を表す”油揚手”(あるいは”菖蒲(アヤメ)手”)の釉薬にはウバメ樫の灰がかかせないと言っている。いずれ作陶を試みる日のために灰も大切にとっておこうと思っている。

七輪の中で備長炭が赤く

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