○第１回家庭茶事を楽しむ会
開催日時：1999.11.21
趣 向：表千家
参加者数：15名（亭主1名 半東1名 客5名 水屋7名 反省会のみ参加1名）
会 記：
待合：『實生庵』 大徳寺大仙院 桃林和尚禅師
莨盆：備前（銅鑼鉢形植木鉢見立て）
腰掛 手提莨盆：紫檀
手炙り：陶伸窯 （植木鉢見立て）
掛 物：『 喫茶去』 大徳寺大仙院 桃林和尚禅師より寄贈
花 入：瓢箪 自家栽培 庵主自作
花 ：照葉（はなみずき） 西王母
釜 ：浜松地紋 那古野釜 伊藤宝斉作
炉 縁：炭櫃 駿河塗 遠山蒔絵 中村宗悦作
香 合：橙 瀬戸焼（食器見立て）
香 ：松柏 松栄堂
水 指：染付 ワインクーラー 龍峰焼
薬 缶：錫水指 マレーシャ製
建 水：瓢箪 自家栽培 庵主自作
蓋 置：三番作 庵主自作
茶 入：備前肩付 備前焼 山本陶秀作
袋 ：相良間道
茶 碗：赤楽 庵主自作
替 ：黒楽 庵主自作 その他作家物
茶 杓：亭主自作
薄茶器：中次 樺細工 藤村升一作
濃茶：式部の昔 小山園
主菓子：きんとん「雪便り」 手作り
縁高：七宝透 山中塗 中村宗悦作
薄茶：四方の薫 小山園
干菓子：雲平「紅葉、銀杏」 手作り
干菓子器：菊文様 盛岡塗
喚鍾：砂張唐銅 累座紋 山本閑浄作
○懐石
汁：よもぎ麩 溶き辛子 小豆
椀：海老しんじょ しめじ 亀甲人参 三つ葉 弦月柚子
山中塗 森英恵
向付：鯛平作り 山葵
織部 加藤六左衛門作
焼き物：鰤味噌漬 大根おろし
預け鉢：生湯葉宝包み 亀甲人参 里芋 きぬさや 蓮根 椎茸
箸洗い：鯨かぶら骨 ちぎり梅
朱網目 高岡塗 順真作
八寸：スモークサーモンアスパラ巻き 銀杏
香の物：沢庵 かぶ
盆：山中塗
酒器：マリアージュフレール ティーポット”プレーンルヌ・満月”
預酒器：瓢箪 石榴画 江戸期 八寸 杉八寸 藤井大与作
第１回目ということで、何もかもが手探りではあったが、経験豊富な参加者が多く、また水屋組も多かった事でなんとかやり遂げることが出来た。
会記を見ても分かるように、”見立て”による道具立てを意識している。
大勢での”反省会”は残念ながらただの飲み会と化したが、盛り上がった一日であった。