東葉高速鉄道 1000形
(元 営団東西線5000系)



 
左:東葉勝田台駅にて撮影
右:八千代中央駅にて撮影

東葉高速鉄道1000形は、東葉高速鉄道開業直前から運行を開始した車輌です。
この1000形は、東西線5000系の改造車です。
戸袋窓を完全に埋めるなどの改造が施されましたが、随所に5000系の名残を残しています。
東葉高速鉄道開業以来、東葉高速鉄道の主力として活躍してきましたが、
新形式(2000系)への置き換えに伴い、2006年12月をもって営業運転から引退しました。



東葉高速1000形の車内も、東西線5000系の雰囲気を色濃く残しています。
床面を塗り替え、シートも張り替えを行っていますが、基本的構造は5000系そのものです。
しかしながら、この改造によって、5000系よりも明るさが強調され、より見栄えの良い内装になっています。


  5000系から1000形に改造する際、戸袋窓を全部埋めたほか、冷房装置の取付(一部編成は、東葉高速開業後に冷房取付)、ドア窓幅の拡大などの改造を行っています。
冷房取付に伴い、扇風機は一部が取り外されたものの残存しており、中心には東葉高速のマークが取り付けられています。


<東葉高速鉄道1000形編成表(最盛期)>
勝田台方 1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 10号車
クハ モハ モハ モハ モハ サハ モハ モハ モハ クモハ
第1編成 1011 1012 1013 1014 1015 1016 1017 1018 1019 1010
第2編成 1021 1022 1023 1024 1025 1026 1027 1028 1029 1020
第3編成 1031 1032 1033 1034 1035 1036 1037 1038 1039 1030
第4編成 1041 1042 1043 1044 1045 1046 1047 1048 1049 1040
第5編成 1051 1052 1053 1054 1055 1056 1057 1058 1059 1050
第6編成 1061 1062 1063 1064 1065 1066 1067 1068 1069 1060
第7編成 1071 1072 1073 1074 1075 1076 1077 1078 1079 1070
第8編成 1081 1082 1083 1084 1085 1086 1087 1088 1089 1080
第9編成 1091 1092 1093 1094 1095 1096 1097 1098 1099 1090
第10編成 1101 1102 1103 1104 1105 1106 1107 1108 1109 1100
1111 1112 1113 1114 1115 1116 1117 1118 1119 1110
1121 1122 1123 1124 1125 1126 1127 1128 1129 1120
※は部品取り用車輌(本来は将来増発用)

クモハ…運転台付き電動車(モーターあり)
クハ…運転台付き付随車(モーターなし)
モハ…電動車(モーターあり)
サハ…付随車(モーターなし)



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