東京メトロ東西線05系![]()
右−西葛西駅で撮影(05-101) 05系は昭和63年に東西線に導入された車両です。 日比谷線03系とほとんど同じ作りになっていて 内側乗降口上部にはLEDによる文字の案内表示機がついています。 この案内表示機の文字ドットも○(後期車両)と□(前期車両)による違いもあります。 また、この05系は現在大きく分けて10期、4(厳密には6〜7)パターンに分かれています。 その中には、従来より扉の幅を1.8m(従来は1.3m)に広げた、ワイドドア車もあります。 また、行先・列車番号表示器はワイドドア車以降製造のものはLEDになっています。 05系第19編成からは、シートピッチが拡大したために扉の間隔が一定ではありません。 現在、330両が在籍しています。2000年2月からは、新05系が投入されました。 写真左……新05系(05−127) 写真右……05系初期車(05−101) 上の写真は05系の内装です 座席は5000系と同じく7人掛け(両端部3人掛け)です。 座席は暖色になっています。 ただし、ワイドドア車は6人掛け(両端部2人掛け)になっています。 シートピッチは05−18までが440mm、05−19からは450mmとなっています。 座席には、着席位置の模様があります。 また、後期の車両は着席位置のシートがへこんでいます。 右が新05系、左が05系VVVF前期車のものです。 05系の運転台には3種類あります。 05系18編成(前期車)までの運転台は、ブレーキハンドルは抜き取り式となっています(左写真)。 また、19編成から24編成(後期車)の運転台では、ブレーキハンドルは固定されています。 新05系の運転台は運転台の構想も変わっています(片手ワンハンドルマスコンに変更 右写真)。 運転台には、モニター装置も搭載しており、電車の状況を確認することができます。 ドア幅が通常より50センチ幅広となっています。 これらの車両は「ワイドドア車」と呼ばれています。 写真から見るように違いがハッキリと分かります。 このワイドドア車は座席数が通常より少いため 「ラッシュ形車両」とも言えるでしょう。 また、朝のみの限定運行ではないために、 昼間でも姿を確認することができます。 ![]() アルミリサイクルカーのステッカーです。 05系7期車の最終編成05系第24編成はアルミリサイクルカーとなっています。 このアルミリサイクルカーは、10連化時に余剰となり廃車となった5000系アルミ車 5453号車のアルミ材をリサイクルして作られました。 それを示すために05系第24編成には、アルミリサイクルマークがついています。 外側のステッカーは色あせていましたが、最近新しいものに付け替えられました。 05系の音
05系編成表
赤字はワイドドア車 青字はアルミリサイクルカー(廃車となった5000系アルミ車両の部品を再利用している) 斜字は新05系(05系8次車以降) 新05系について 05系はここ最近、新車を投入してきませんでしたが、いよいよ2000年2月に新05系が投入されました。 この新05系、前面のスタイルをはじめとしてこれまでの05系とは少し違ったものとなっています。 この新05系投入は5000系との置き換えに目的があり、これからも毎年増備していく模様です。 05系のスペック
スペックの参考……営団地下鉄ハンドブック(一部加筆) 編成表の参考……営団地下鉄車両写真集 ![]() 東西線・東葉高速鉄道の顔へ戻る |