JR東日本 E231系800番台



 
左:西船橋駅にて撮影
右:深川車両基地周辺にて撮影

E231系800番台は、301系等旧型車の置き換えのために投入された車輌です。
このE231系800番台は、E231系0番台がベースとなっていますが、
地下鉄線乗り入れのために、車体幅や前面のスタイルなどに差異が見られます。
これらの差異のために、0番台車よりもスマートな見た目となっています。
E231系800番台はデジタルATC対応となっていますが、東葉高速鉄道には乗り入れていません。


E231系800番台の車内は、E231系0番台がベースとなっており、イスの色やスタンションポールの位置は、ほぼそのままです。
しかしながら先述のように、地下鉄線乗り入れのために車体幅が狭くなっているために、外側への「出っ張り」が見られず、見た感じではむしろ、209系0番台(京浜東北線)や1000番台(常磐線各駅停車・千代田線)に近いといえるかもしれません。


E231系800番台の運転台も、JR209系以来の運転台の雰囲気を引き継いでいます。運転装置は、片手ワンハンドル式が採用され、運転台中央にモニターが設置されています。
800番台では、正面貫通扉が設置されているために、E231系他番台のように前面全てが1枚窓にはなっているわけではありません。しかし、前面にこれだけ大きな窓を採用している形式は、東西線内ではこのE231系800番台だけです。


 
E231系800番台は、東西線直通列車であることを示すために、
東西線内でも常に「地下鉄東西線直通」という表示を行先と交互に出しています。
なお、車内の電光掲示板は0番台仕様で、種別・行先・次駅のみを表示するタイプとなっています。
(ただし、メトロ線・JR線の自動放送には対応している。)




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