営団半蔵門線 8000系
(元 営団東西線配属)




(1988年 高円寺駅にて 撮影者:車庫長 様)

営団8000系は、本来半蔵門線のために制作された車輌です。
ところが、わずかの間ではありますが、東西線でも走行していた時期がありました。
輸送力増強のために、05系完成までの間、新造の8000系を東西線で走らせたのです。
この8000系は、外見からは普通の半蔵門線用8000系とは違いがないように見えました。
違いといえば、ドア上部に張られた「東西線」のステッカー程度のものでした。
しかし、運転台は、東西線仕様(2ハンドル形)に変更されている上、
保安装置もJR乗り入れ用に変更されているなど、若干の変更もありました。
また、当時の東西線としては珍しく冷房搭載車でもありました(投入当初は準備中だった)。
東西線に05系が登場すると、これらの車輌は東西線での任務を終え、
半蔵門線仕様に戻された後、本来の半蔵門線へと転属されました。

<元営団東西線所属8000系編成表>
西船橋方 1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 10号車
クハ モハ モハ モハ モハ サハ サハ モハ モハ クハ
第12編成 8112 8212 8312 8412 8512 8612 8712 8812 8912 8012
第13編成 8113 8213 8313 8413 8513 8613 8713 8813 8913 8013
第14編成 8114 8214 8314 8414 8514 8614 8714 8814 8914 8014

クハ…運転台付き付随車(モーターなし)
モハ…電動車(モーターあり)
サハ…付随車(モーターなし)



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