言葉に関してのみ調べているのではでは言語という独立した生物が勝手に動き回っているようで何だか冷たい感じがしていたところ。言葉は話されて初めて言葉、文字も記されて初めて文字、それを操る人は必ず存在するはず。ということで話す人を学ぶことによって言語への興味や認識も深めようと意気込むこのページ。ここでは彼らの民俗文化に関しても考えていこうと思う。

 

 

 発想の転換!

彼らの言葉の中にこんなものがある。

「片方へ振り切れた振り子をもう一方の方へ振ってみよう。」

物事を片方とは全く別の立場でとらえてみよう。という発想の転換を唱えた言葉である。

 日本では禅問答において説かれていることとであるが、この世の知恵とはあくまで借り物であり、我々は日々それにとらわれて生きている。物事を違う立場からとらえることで真の知識を得ようという目標を備えている教えである。ここにひとつ問題を出してみよう。こりかたまった頭をほぐして考えてみて欲しい。

 問題1:ある高い橋の上にスフィンクスが座っていました。そして、そのスフィンクスは人間の嘘をたちまちに見破る力を持っています。さらに彼はその橋の上で、そこを通る人を捕まえては次々と殺してしまうのです。ある日、その橋をひとりの旅人が通りかかるとスフィンクスはこう言いました。「おまえを今から殺してやろう。喰い殺されるのがいいか、突き落とされるのがいいか。」すると旅人は「あなたは人の嘘を見破る力があるらしい。これから私が本当のことを言えば喰い殺して下さい。嘘をつけば突き落として下さい。もしその約束が守れないときはここを通して下さい。」といいました。スフィンクスはそれを承知し、旅人の言葉を待っています。そこでこの橋を無事通るため旅人はなんと答えればよいでしょう。                               

 

 ヒント 疑問文や意味不明な文ではなく、ある一言を言えばスフィンクスは決してこの約束を守ることは出来なくなります。

 

 

 

又、発想の転換にこだわりすぎても身のまわりが見えなくなってしまいます。

 問題2:両手を叩くとパンという音がします。果たして右手と左手どちらが鳴っているのでしょう。素直に、考えて下さい。

 

 

 

ヒント

答え(答えを出してから見るべし)

戻る