アクセント

ヘブライ語のアクセント方式はは、ストレスアクセントであり、アクセント部分を強く発音する。基本的に最後の開音節部分(母音で終わる言葉)に置かれる語が大勢を占めており、全体の7割がこの種類である。他にも、最後から2番目の開音節にアクセントがある場合、さらに外来語の中にはその語のアクセントに準ずる場合もある。正書法ではアクセント記号は存在せず、母音記号によって見分ける方式がとられている。

  1. 最終開音節にアクセントがある場合(ミルラア)   全体の7割がこの種類であり、全く知らない言葉でも、この方法で発音すれば7割は正解する計算になる。
  2. 最後から2番目の開音節にアクセントがある場合(ミルエル)   先に述べたように、母音記号によって識別できるのがこのミルエルの場合である。ただし、6種類ある識別方式はかなりややこしい。NATIVEたちはここをすぐに見分けて、自国語の中でこの母音方式に当てはまる物は、ミルエル、それ以外はミルラアという風に区別しているようである。
  3. 外来語の場合    もちろんヘブライ語の中にも多くの外来語は存在する。特に英語をヘブライ語科したものが多く見られるが、それらのアクセント方式としては、先に述べたように、外来語のアクセントに準ずるもの、ミルラアになるもの、ミルエルになるものの3種類がある。しかし、そのほとんどはミルラアのアクセントに変化する。その場合は、必ずしも6種類の識別方式に当てはまる必要はない。

 

アクセントに関しては純然とした記号的なもので、意味上の関連性は全くない。だから、特徴さえつかめば全く知らない単語でもアクセントをきちんとつけることが出来るのだ。これは非常にうれしい限りである。

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 ○最後から2番目の開音節にアクセントがある(ミルエル)場合  イタリア語 スワヒリ語

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