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2019/1/1
新しい年が明けた。大悔日の夜のレストランはどこもいっぱいで、小さなバ−の外の席で卵城に上がる個人花火大会を見ながらの年越しとなった。ワインを飲みすぎて、ホテルで寄席を見たり部屋で休憩しているうちに、午前2時から本物の花火大会が始まる。大勢の人が道にあふれ新年を祝う海外の元日を初めて体験し、楽しい時間を過ごした。50代も後半戦、いい年にしてみせる。
朝食後、街にくり出す。めざすは、サンテルモ城。フニコラーレの乗り場で切符を買うために並んでいると列車の発車時間となった。並んでいる観光客は、係員にうながされ、タダ乗りになった。
何とおおらかな。
降りる駅を車内で地元の人に教えてもらい、けっこうな坂道や階段をあえぎながら昇り、城をめざす。しかし、元日でお昼からしかオープンしない!
多くの人が同じ境遇だったが、皆さん楽しそうだった。お城の前の丘からみたナポリは、「見ずして死ねない」素晴らしい景色だったから。
麗の街に戻り、王宮前のレストランで昼食、14時半スタートのオペラ座ツアーを予約して一度ホテルに戻る。何年も何回も迎えた元旦。こうして異国で過ごすようになって3回めとなる。父や母と家で過ごしていた日本のお正月の風景は、昭和や平成とともに過ぎ去った。父や母、義父、義母は、忙しくしていた私たちの一年の健康を祈ってくれた。おかげで今がある。楽しみながら、今を生きるのだ。
オペラ座ツアーは、王のボックスに入れたり、楽団の地下の演奏場が見れるなど、興味関心が高まるひとときだった。
オペラ座をあとにしてガレリア一世広場やヌーボー城ヘ行く。サンタルチア港沿いのプロムナードを歩いて帰ると新しい年の元旦も暮れ、日が沈むナポリ湾の素直らく美しい景色を見ることもできた。
(C)KO ITO