04全日本ダートラ第1戦、大阪ラウンド!

3/27〜28 プラザ坂下にて。
今シーズン、SIFの会長である須田行雄氏がダートトライアルの全日本シリーズを
転戦する!ということで今回私はメカニック兼トラックドライバーとして同行しました。
Sマジック積載車には、須田選手の4G63改搭載のミラージュと全日本シードドライバー
笹本俊選手のシビックを積んでいざ大阪へと向って行きました。
選手とマシンを無事に会場まで送り届けるという意味では私も重要な役割を果たしていたと
自分なりに思っています。


3/26 遠いぞ!大阪。
PM7:00出発、とりあえずのゴールは競技会場のプラザ坂下、東北道を行くか北陸道を行くかで
悩みましたが道中比較的に東北道ルートのほうがにぎやかで眠くならないのでは?という事で
こちらを選んだのですが心配していた首都高の渋滞にまんまとひっかかりタイムロス、東名では
スピードリミッター付きのトラックが時速90km/hぴったりで走行しておりなかなか思うようには
抜かせてくれません、ひたすら全開走行の連続でしたが、
敵は天下のトラック野郎!
なかなかにあなどれません!追い越し車線で前の車に近づくとパッシングではなくて
右ウインカー、前に入ってもいいよの合図は一瞬ヘッドライトを消灯させるなどの
暗黙の了解に最初なかなかうまくなじめませんでした。
今回Sマジック積載車には
新兵器ETCが装着してありました、料金所で並んでいる車を
横目になんなく素通り、効果のほどは抜群!と言っておきましょう。通過時に遮断機が
パカーンと開くのはちと気分がいいものです。
約300キロごとの給油以外はノンストップでただひたすらアクセル全開、走れど走れど
目的地には着きませんでした。
そして夜も明ける頃ようやくプラザ坂下へと到着したのです。


3/27 公開練習&決戦前夜
ここのコースレイアウトにも興味があったので一緒に慣熟歩行に参加しました。
とにかく登る登る・・ まるで登山のようです、ゴール地点での眺めは下界の景色とは
違っていい眺めでした。
ブリーフィング後に公開練習が始まったのですが、さすがは全日本、練習でも
アナウンス付きで一人一人マシンと選手の紹介などがなされていました。
その日の夜はさすがに疲れていたのですが、ホテル近くの居酒屋に選手達が集まって
宴会してるということだったので、とどめの一発アルコールでも投与して一気に寝るか!
・・・と、ここまではよかったのですが、なにやら不安な雲行き!
聞けば、S2ストーリアのミッションが壊れたとかで今現在オーバーホール中だとか?
さすがはチーム○○○○!一晩でミッション直しちゃうのか!・・・
ところがよく聞くとなにやらその辺のタイヤショップの駐車場の片隅でジャッキ使って青空整備
でエンジン降ろしてるとか!!!・・マジッ??
しかもドライバー自ら作業してるというじゃあ〜りませんか?
そんな話もしながら生ビールもかなり進んだ10時頃、「紺野さん、つなぎ持ってきてるんだよねー」と・・
どこからともなくそんな声。
疲れもかなりピークだったはずですが、アルコールでテンション上がってたので
よし、やったるか!となり、青空整備士の1員に加わり作業したのでありました。
ようやく作業も終わり無事にエンジンがかかるころはすでにAM1:30、ホテルに戻って
AM2時ごろようやく寝ることが出来ました。
じつに
44時間ぶりの睡眠です。

3/28 やっちまった!
当日はAM5:00にロビー集合だったので4:30には起きないと!ということで
アラームをセット、2時間ちょっとしか寝れないのか・・・
と、思いながらも睡魔の誘われるままに就寝。。。快適な眠りでした。
外でなにやらおばちゃんの声がうるさいなと思いながら時計を見ると
な、なんと9:51分!
やっべー!寝過ごした!チェックアウト寸前じゃん!
やっちまった!
携帯の着信見たら須田さんから18回ほど着暦が!!!
もーしょうがないので電車乗り継いで昼頃ようやく会場に到着。
すでに1本目は終わっており、2本目も中盤にさしかかっている始末。
そんなこんなでハードな3日間でしたが無事に競技も終了し同行した
東北勢の選手も全員入賞したということで結果的には良し!としましょう。


同行選手の成績
佐藤秀昭選手 N1 5位
笹本俊選手  N2 5位
鈴木功敏選手 S2 6位
須田行雄選手 S3 5位

がんばれ東北!

PS サービス部隊の大竹君、お疲れ様でした。