JAFカップ、6位入賞!

11/7〜8 テクニックステージタカタにて
年に一度のダートラの祭典、JAFカップオールジャパンダートトライアルに
参戦しました、今年の開催地はなんと広島県(遠いぞ)、各シリーズを戦い抜いた
猛者どもが一同に集まります、ちなみに参加資格は
全日本シリーズ10位までと地区戦6位までが対象となります、
N2クラス参加メンバーを見ると全日本勢が6名(内シード選手4名)、
各地区チャンプが5名(ちなみに私は東北地区チャンプ)、
加えて地元スペシャリストが集う中国勢はランキング1〜4位が揃い踏みで、総勢14台
タカタは初めて走るコースなのでとにかく少しでも慣れておきたいところです。

11/7 公開練習
コース図を見ながら慣熟歩行してみると結構おもしろそうなコースでした、
ハイスピードでしかも林道っぽい雰囲気、路面変化も少ないそうです。
そして練習走行スタート、とりあえずストレート全開4速からブレーキング、
うわっ!4ヶ月ぶりのダート走行でいきなり距離感ミス、ギャラリーコーナーを
ドリフト大会で大外狩り!しまいには土手にテールぶつけてようやく
オンコースに復帰、そこから外周ハイスピードセクション、うわっ、あっという間に
コーナー接近、ステア操作も後手後手で終始タコ踊り状態、
実際走行してみると緩やかに見えたコーナーもきついし、道幅も狭くて怖ぇ〜!
公開練習、参加して良かったです、本番だったらいきなり終了するところでした・・・
練習2本目は内周のテクニカルセクションです、だいぶ目も慣れてきて
だいぶまともに走れることが出来ました。

11/8 本番
前日の練習路面からはだいぶ砂利がはけてグリップしそうな感じ
で、1本目スタート、ストレート3速全開から軽くブレーキで右コーナーへ進入、
しかし結構流されて次の左コーナーは若干我慢、短いストレートから右ヘアピンへ
フェイントで一気に向きを変える予定が中途半端にグリップして失敗、大外いっぱい
1速ステアリングをこじりながら脱出、内周テクニカルセクションへ
少しビビリが入ります、ギャラリーコーナーはタイヤのグリップを探りながらクリア、
タイヤに頼ってハンドルで向きを変えるようなドライビングになってしまいました、
結果アンダーステアが発生、さらに切り込み、最後は立ち上がりでタコ踊り、
それでも何とか抑え込んで走りきりゴール、タイムは2’07”018
順位は8番手(こんなもんか・・・)トップは全日本シードのケンタロー選手だ、
4着まで同秒台の接戦、上位からは5秒差、全国レベルのとの温度差を感じた
瞬間でした。

2本目前、慣熟歩行で佐藤選手からレクチャーを受ける、
「どのコーナーもそうだけど立ち上がりで加速できるようにするんですよ」と・・・
いたってシンプルな当たり前の言葉だった。
しかし、それがまったく出来ていなかったことに気づく・・・
コースは砂利が掃けて硬質路面になっている、全開で行くしかないぜ!
気合を入れなおし8000rpm全開スタート!
1コーナー、気合で曲げていきます、そこから若干下って1本目で失敗したヘアピンへ、
ガツンとブレーキ、1速でせこく回るつもりがやはり大回り、土手にこすりながらも
アクセル全開で無理やり姿勢を立て直し立ち上がっていきます、
ギャラリー前へ、ストレートからブレーキングドリフト(ここで佐藤選手の言葉を思い出す)
今まではラインをトレースするようにドリフトコントロールしてましたが
立ち上がり加速重視で出口をめがけてハンドルとアクセルで絶妙にコントロール、
いい感じで立ち上がっていきます、内周テクニカルもハンドルだけに頼らずきっちりと
姿勢を作ってコーナリング、外周のハイスピードセクションへ、
ストレートから橋の手前S字、コースアウト寸前、何とか抑えてモンテカルロコーナーへ
3速チョンブレで進入、あとは全開、行けぇ!(行けんのかー?)
心臓バクバクしながら下りブラインドコーナーへ、2速でクリア、あとは最終コーナーのみ、
そして全開でゴール。
自分のタイムは聞こえない、恐る恐るパルクフェルメに向かって行きます、
入賞権外なら車両はプールされずにパドック直行です、さて誘導員の指示は??
なんとパルクフェルメへ!おおっ初めて呼ばれた(ワクワク!)
そこにはすでにベストタイムを更新した全日本の宮木選手と九州チャンピオン岡村選手がいた、
しかし予断は許されない、次々とベストが更新され入賞権外まで落ちれば
即パドックにお帰りコースなのです、続々と全日本勢がベストタイム更新していきます。
ラストゼッケン、佐藤秀昭選手がゴールしてくる、1本目ミスコースでノータイムでしたが
なんと一発で決めてきた、唯一2分を切るスーパータイムでゴール。
そして気がつくと私もまだここに居るじゃ〜ないですか!
なんとなんと、1本目から6秒アップでギリギリの6位入賞(やったぜ!)
ビッグイベント初入賞です。(賞金もゲットだぜ!)


同時に行われた地区対抗戦では東北・四国合同チームが2位になり、これまた賞金ゲット!
広島まで来たかいがありました。

東北チーム参加者
須田行雄選手 N1クラス13位
紺野秀一選手 N2クラス6位入賞
佐藤秀昭選手 N2クラス優勝
スキンヘッド佐々木選手 SA2クラス11位
引地伸也選手 SC3クラス 6位入賞

皆様、お疲れ様でした。


リザルト N2クラス

順位 ドライバー 車両名 ランキング 1ヒート 2ヒート ベスト
佐藤 秀昭 オクヤマDLライズストーリア 全日本2位 ミスコース 1’58”985 1’58”985
伊藤 益弘 BOOBOW・DL・ブーンX4 全日本3位 2’02”692 2’00”194 2’00”194
内海 晋作 ゼロス・デイトナDLストーリア 中国1位 2’02”752 2’00”231 2’00”231
中島 ケンタロー スマッシュDLストーリアX4 全日本5位 2’02”368 2’00”353 2’00”353
岡村 伸彦 ペンズオイル・ポテンザBOON 九州1位 2’05”293 2’00”684 2’00”684
紺野 秀一 GマウントDLストーリアX4 東北1位 2’07”018 2’01”365 2’01”365
西田 裕一 DL・BOOBOWブーンX4 全日本4位 2’02”926 2’01”460 2’01”460
宮木 健朗 CIBIESPヤマダDLブーン 全日本9位 2’06”395 2’01”793 2’01”793
佐々木 正 カモメProμSPMアルトR 関東1位 2’09”268 2’04”034 2’04”034
10 横井 浩平 アクティブBPヴィヴィオ 中部1位 2’06”262 2’04”537 2’04”537
11 藤井 啓壮 DL☆BST☆TTS☆アルト 中国2位 2’08”678 2’04”566 2’04”566
12 大野 吉弘 DASH大阪ystyストーリア 中国4位 2’08”256 2’04”728 2’04”728
13 大野 貴志  タカタテクノBSTブーンX4 中国3位 2’26”909 2’07”582 2’07”582
14 山口 順平 アクティブBP★ねこヴィヴィオ 中部4位 2’10”399 2’07”982 2’07”982