ミラ、サバイバルレースに散る!

八戸サーキットパークにて
B地区戦もいよいよ最終戦となりました、シリーズランキングのほうは
ほぼ決まってしまったので消化試合みたいな感もありましたが
なにせ皆ダートラ好きな方々ばかりなので今回もフルメンバーでした
朝から降り出した雨が路面を超ウエット状態にしてしまったため
何が起きても不思議はありませんでした。

慣熟歩行の時は各地に水溜りが出来ていたので改造車のエアクリむき出しには
とても酷なコンディションで、皆防水対策に必死でした。私も水が浸入しそうな所に
ガムテなどで対策しましたが出走時には雨もやみ次第に暖かくなってきました。
で、1本目スタート、路面は依然として泥沼、滑るよ〜と聞いていたので探りながら
コーナーへ進入、アウトにはみ出さないように脱出、大外の外周中速コーナーを
いい感じにアングルつけて行ったのですが出口で我慢できずアクセル全開!
バックストレートへ向うのですがアクセルオンが早すぎたためにテールが振られて
タコ踊り状態!なんとか立てなおすものの4速まで入るはずが3速どまり、
タイムロスです、そこから一速で回る右鋭角ターン、フェイントで進入、
以外と滑らずに普通に脱出、内周テクニカルセクションに向います。
どうもウエットタイヤとミラのパワーのマッチングが悪くてギヤを上げていけません
そして内周から今度は外周逆周り、雪道のような感じで面白いのですが
どうもスピードに乗ってない感じ。最終のストレート前の直角コーナーで
今度はフカフカにつかまりノーズはありえない方向に・・・
何とか脱出してゴール、タイムはがた落ちのトップから8秒差。

2本目、雨はすっかり上がって所々ドライな路面が顔を出してきました。
まだまだザクザクな所も多かったのでタイヤの選択には悩みましたが
ボロボロのウエットタイヤではそこそこいけても勝てそうもない!
いちかばちかでドライタイヤを選択、あとは出走までにどれだけ泥が掃けるかです。
で、スタート!選択は大当たり、ラインは外せないもののかなり路面は乾いており
グングン加速していきます、かなりのグリップ感を感じながらコーナリング、
これはいける!!
しかしそう思ったのもつかの間でした、3速にシフトした瞬間、
バキ!ガラガラ!
”エッ?”そうです、ミッションが音を立ててぶっちゃけてしまったのです。
それでも走れたのですが何やらギャップを通過するときも、ギッギッ!と音が・・
なんとリヤデフも逝ってしまったらしく2WD状態!残念ながらリタイヤとなってしまいました。
前走の前川選手はなんと転倒でリタイヤ、後ろに並んでいたはずの野口選手も
ドライヴシャフトのトラブルでリタイヤ、発地選手はもう完走さえすればチャンピオン決定です。
余裕の走りでゴール、最終戦、波乱の中終了しました。

リザルト S2クラス

順位 ドライバー 車両名 1トライ 2トライ ベスト
1 野口 誠 ボデーショップ中村DL豊川アルト 1:39.923 リタイヤ 1:39.923
2 発地 浩秋 FK・BRIG・ジーマアルト 1:41.494 1:42.340 1:41.494
3 前川 行正 FK・BRIG・アプライアルト 1:45.614 リタイヤ 1:45.614
4 紺野 秀一 SマジックDLミラ1.3ターボ 1:47.045 リタイヤ 1:47.045
5 岩井 一樹 アルト 未出走 - -
6 上山 正彦 アルト ミスコース 未出走 -