まずまずでは?

SSパークサーキットにて
今年もいよいよ締めくくりです、福島県戦は今年初参加なのですが
クラス分けがなんと1600cc以上の4WDすべてのS、C、D車両に該当!
お相手は6台のランサーの改造車と4G63改搭載のミラージュ。
まともにやってはまず勝ち目はありませんが、当日は朝から降りしきる雨。
何が起こっても不思議ではありません。

路面はもちろん泥沼コンデション、久々のウエットタイヤででの
1本目スタート、ストレート4速から軽くブレーキ、外周へ
そしてパイロンターン、小さく回ろう!と心がけはあったのですが
思いとは裏腹にライン大外れ!ヌタヌタに捕まり大幅タイムダウン!
もがきながら脱出、内周の2本のパイロンを回ってたこつぼへ
本日は右回り、ラインを外さないようにせこ〜く回ってパイロンスラロームへと
向います、進入は慎重に行きます、入りが悪いと後々までひびくので
丁寧に1つ1つクリアしてゴール!現時点でトップタイムの1分46秒。
しかしラスト2には、な、なんと全日本の岡政郎選手がエボVで飛び入り参加!
走りに注目してしまいました、車はあまり速そうではなかったのですが
タイムは3秒更新!さすが。そしてラストはベテラン砂塚選手、
バリバリの改造ランサー速い!走りは以外と丁寧、タイムはさらに3秒更新で
1本目トップに。

2本目、雨は上がりましたが路面は依然としてウエット。
走行ラインだけがかろうじて泥が吐けててちょっとでも外せば大幅タイムロスに
つながります、針の穴を通すようなドライビングが求められました。
今度はパイロンターンも小さく回れてラインを外さずにたこつぼ、
それなりに回ってスラロームに向います、が、ストレート4速からの
減速でシフトダウンミス、ギヤが入らずにクラッチ踏んだまま進入、
リズムに乗れずにアンダー出しながらもなんとかゴール。
4秒アップで砂塚選手に2秒差まで詰め寄りました。
現時点では2番手まで浮上したのですが、ここで来たのがまずミラージュの
引地伸也選手、須田氏からの借り物ということで1本目は停滞していましたが
車に慣れてきたのか2本目なんと10秒タイムアップの1分40秒台!
しかし砂塚選手にコンマ差届かず!そして注目、岡政郎選手、激しい走りで
外周へと消えて行ったかと思いきやあっという間に戻ってきました。
が!が!なんと内側の壁に車が乗り上げてるではありませんか!
大幅なタイムロスです(もしや勝ったか?)
そしてゴール、えっ?1分38秒!トップタイム更新じゃん!?
さらに砂塚選手、気合いの走りで外周へ!オフィシャルから”うまい!”の声。
たこつぼへ消えていったと思ったらあっという間に戻ってきてスラローム。
ミス無くこなしてゴール、タイムはなんと1分33秒台!!
本日の総合ベストでぶっちぎり優勝!なんとも見ごたえのある大会でした。

リザルト 1600cc以上の4WDのS、C、D全ての車両

順位 ドライバー 車両名 1ヒート 2ヒート ベスト
1 砂塚 明男 ランサー 1’40”65 1’33”92 1’33”92
2 岡 政郎 O.C.Sランサー 1’43”94 1’38”69 1’38”69
3 引地 伸也 日本の虫百選・ミラージュ 1’50”58 1’40”98 1’40”98
4 紺野 秀一 SMR・DLミラ1300ターボ 1’46”56 1’42”50 1’42”50
5 松本 育夫 ランサー 1’51”49 1’44”23 1’44”23
6 古藤 禎之 O.C.Sランサー リタイヤ 1’45”51 1’45”51
7 山口 弘美 ヒロミ・ランサー 1’58”86P1 1’50”37 1’50”37
8 宍戸 孝行 ランサー 2’11”01 2’08”99 2’08”99